3/11/2021

マリンバの早春の夜

  
 
 
 
 昨夜はマリンバの演奏会へ。
 
奏者である中田麦さん。
15年ほど前、京都音楽高校の卒業演奏会で拝聴し、
その時のことは今も脳裏に焼き付いています。
 
現れた途端、まだ一音も演奏されていないのに、
客席をシンと舞台に集中させるオーラ。 
それがまず衝撃でした・・・。
演奏者なら誰しも憧れるものを、生まれながらに纏っている、
そんな若人がいる!
 
もちろん演奏も素晴らしかった。
佇まいから感じられた繊細さや情熱は、マリンバの音色にちゃんと乗り移って。
 
あれから年月が流れ、間接的なご縁が繋がり、
昨夜のステージへと誘ってくれたのです。

 
 
 
 
 こちらも八年ぶりのフェニックスホール。
 
あ~懐かしい・・・こんなに二階の座席、狭かったかな?などと話しながら
パニック障害のドキドキや息苦しさを一度も感じることなく、 
演奏会は始まりました。

マリンバ、グランドピアノとほぼ同じ大きさ!

 
 
 
 
 
 
 演目は全て現代音楽。
 
中田さんのステージは洗練されています。
でも、ツンとすましたようないやらしさは一切ない。 
ご本人から感じられる印象のとおり、軽やかで力強く、繊細。
気負ったところがないのです。

二階から見ていると、ばちの動きもとても面白くて、楽しみました。
私は後半の一柳慧の「源流」という曲が一番好きでした。

〆のパガニーニ・パーソナルも、フィナーレに相応しい華やかさ。
これも二階席からだと、ピアノとマリンバの動きがドラマのようで!

 
 
 
 
 
 
 
 
 帰り道の夜の中之島。
 
私はやはり、この大阪の風景が大好きなんだわ・・・
 
音楽に浄化されることが続いた三月。
違う分野の凄い人達から受ける刺激は、ドキドキします。
もっと自分も頑張れる!高鳴る胸。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 *
ここからはこぼれ話。
 
 
昨夜も皆で身に着けて出かけました^^
先週の中野慶理先生の時も着用した
 
パートナーと三人、会場でお会いしたお知り合いから
「素敵なマスク!」とお褒めの言葉も。
 
お出かけ用に大事にしています。
 
 
 
 
さびれた駅にてパチリ
 
 
 
 
 演奏会前の夕食は、淀屋橋からすぐの、なかおか珈琲にて。
昔ながらの純喫茶。
珍しく喫煙オッケーのお店で、私は煙が気にならない人なので大丈夫。

こんなハンバーグを食べましたよ。
セットの珈琲も美味しかった。
時間があれば、お代わり無料のもう一杯を楽しみたかったな。
 

 
 
 
 そして出かける前と帰宅後、一日に二度、
新潟のお友達が昨日も送ってくれた「ゆか里」をいただきましたよ。
Cちゃん、心配と励ましを、いつもどうもありがとう^^
 
今夜はゆか里を焼酎に入れてみるわ!