7/31/2008

タヌキ一家!






  我が家では裏庭に、ここ1年かかさずに食パンを1枚まいていました。毎晩やってくる、2匹のタヌキのためです。
そのタヌキ達が、なぜかここ2ヶ月ほど、あまり姿を見せず、やってきても1匹だけだったりして、交通事故にでもあったのかも・・・?と、ちょっと心配していました。
けれど、心のどこかで、いつかこんな日が来るような気もしていたのです・・・。
それは先週のある晩のこと。
いつものようにパンをまいていると・・・
   なんと、タヌキが4匹に増えている!?子タヌキだっ!!
最初はやはりまだ人が怖いのか、子タヌキ達は、影からそっと親がパンをもらうのを見ていました。が、子タヌキの片方は、とうとう食欲に負けてか、私たちがいても寄ってくるようになりました。(残念ながら、もう1匹の子タヌキは慎重なのか、あまり姿は見せず、写真にも写っていません。)
それにしても、子供を連れてきてくれたことが、私たちを本当に信用しているのだなぁ・・・と感じられて嬉しかったです。
もちろんその日から、パンは2枚に増量されました(笑)。4匹分ですからねぇ。
さて、タヌキなんて、みんな同じ?と思うかもしれませんが、それぞれに性格は違うものです。
下の2枚に写っているタヌキは、我が家ではお父さんタヌキと呼んでいます。
みんなが食べ終わって巣に戻って行っても、いつまでも良いお座りをして、またエサを投げてもらえるのを待っています。
そのうち待ちくたびれて、写真のように伏せのポーズをしたり、まいてあるパンを枕にして寝ていたりもします!(つまり、パン以外のエサが欲しい、贅沢ものなのですね・・・まったく・・・。)
1時間くらい無視していても、まだいたりするので、最後にはしょうがなしに夕食の残りをやったりすると、嬉しそうにパクついて、満足して帰って行きます。
そしてこのお父さんタヌキは、あろうことか、時には子タヌキのくわえたエサを横取りしようとしたりして、かなり食い意地が張っています。
それでも、初めて懐いたのがこのタヌキだったので、そののん気な性格ともども、我が家にとっては憎めない存在なのですよねぇ・・・。

7/29/2008

娘の大学夏季講習



 土曜日の夜は、娘の学校の定期演奏会がありました。


入学するまでは、いつかそのステージに、娘も並ぶ日が来るように・・・と願いながらだったのですが、今や、その姿を見るのは3度目。その後2日間は早朝から某大学の夏季講習。

尊敬する、憧れの先生の個人レッスンを受けることが出来、娘にとっても、大学受験や志望校選びのイメージがぐんと広がったことと思います。


思えば高校の入学式の日、いきなり大学受験の話が学校側からあり、第三希望までの大学を書かされ、とにかくこの高校に入ることが夢だった(その先はまだ考えていなかった)私たち親子は、ビックリしたのを覚えています。

けれどその時、周りの同級生達はなんの迷いも無く、最高水準の同じ名前の大学を志望校として記入していて、そこで既に、今までの15年の人生の過程に、大きな差を感じてしまったのでした。


その後、学校から定期的に志望校を尋ねられるたび、娘の心は「?」でいっぱいでした。


「大学ってなんのために行くの?どうやって選ぶの?」


それが、今回の夏季講習で、答えが見えてきたようです。とは言っても、まだ高校2年生。受験には後1年はあります。


写真は、某大学の階段の上からの景色。そして、娘とパートナーと3人で学食で食べたパフェ。 ¥290で、とても美味しかった!

7/23/2008

役者は揃った!?


 
 展覧会用の楽隊の子供達が、大体揃いました。

まだ、腕が付いていない子がほとんどですが、かつらを作るために、とりあえず胴体と頭を組み立ててあります。
そうするつもりではなかったのですが、1つ1つその子に合う色を選びながら作った結果、髪の毛は、全部違う色になりました。(内気そうな、おさげの日系の女の子もいます。)

もう少し、作業が進んでいるはずでしたが、7月は予想しなかったことが次々起こり、てんてこまいで過ごしてしまったので、予定が遅れています(汗)。
来月いっぱいで仕上げなくては・・・。

この楽団を見て母は、その後ろに合う額を作りたい♪と楽しそう。
パートナーも、「ピアノ協奏曲を1つ作曲して、展覧会当日に流そう!」と言っていましたが、これはどうなることやら?

私は、この子ども達と毎日対話しながら、気に入ってくれるよう、ぴったりの衣装を作るのに、わくわくしています!
楽団の名前、どんなのがいいかなぁ・・・?

・・・ちなみに、ソリストであるピアノの女の子、娘に似るように・・・と思いながら作っています。これくらい、許されますよね(笑)。

7/17/2008

鯛車が出来た!









  今日は縮緬細工のお稽古の日でした。昨日は風邪気味で体調が悪かったので、行けるかどうか心配していましたが、今朝起きてみると、すっきり。



前回は鯛車の鯛を作ったのですが、今回は車の部分。市松人形のアクセサリーとして、是非作りたかったものです。


全て古布を使っているせいか、派手な色合わせですが、馴染みます。
車の部分は、夏休みの工作のような気分で作りました。ちゃんと、引っ張れば動くような仕組みになっていて、こんな小さな玩具ですが、手抜きはありません。
これも、春の展覧会でディスプレイに使います。

お昼休みのランチは、先生のおすすめの「ル・ボア」へ。
以前から知っていて、ここのパテが食べてみたかった私は、迷わずパテのランチ。レバーがたくさん入っていて、苦手の人も多いかもしれませんが、美味しくいただきました。

母とNさんは、ランチのハンバーガー。
粗叩きのミンチ肉で、濃い味付けが、母にはうけませんでした。

正直、付け合せのピクルスやじゃがいもも、味付けが個性的過ぎて、ちょっとしんどかった・・・パテは美味しかったのになぁ~。
あと、こうやって画像をしみじみみると、アルミっぽいお皿もあまり好みではないなぁ。
でも、若者にはうけるのかもしれない・・・わからん。


7/16/2008

車、浸水事件

 車を処分してから、ほぼ2ヶ月。
その間、歩ける時は歩き、必要な時はもう1台の車を運転し、かなり大きな車ですが慣れて愛着も湧いてきていたました・・・それがなんと先日、車の中が浸水するという、とんでもない事態に・・・・・・!!!

この某輸入車、今年春の5年目の車検までは快調でした。
なのに、車検時に「5年毎のきまりです。」と、ディーラーさんに全部のタイヤを交換されてから数ヶ月以内に、左前輪のタイヤが連続3回パンク!
街中で立ち往生し、大変な経験をしました。

いずれも新品のタイヤ、文句を言っても、「運が悪かったとしか・・・」と、取りあってもらえなかったのです。
そして更に先日の運転中に、ふと見ると運転席の真後ろの後部座席床に、4cmくらいの厚みで水が溜まっていたのです。
ちょっと考えられない量で、恐怖心でいっぱいになりながら、とりあえずすぐに帰宅。
夕立が数日続いた後だったので、「座席の窓が開いてたのかなぁ・・・」とタオルで何度も吸い取りましたが、それでも水が滲んできます。
急いでディーラーに見てもらうと、水害で床下のコンピューターも危ないということで、車を預けて全て床をはがすことに。
調査の結果は、排気口に枯葉が詰まっていて、それで数日のまとまった雨の水抜きがうまく行かず、浸水したということですが、そんなことで浸水するなら、世の中の車はみんなそうなるんじゃないの!?
そもそも、駐車場には一般家庭のごく普通の量の枯葉しかないのに・・・。

一度浸水した床は、ひどい悪臭を放つので、交換が必要なことと、コンピューターも被害にあっているので、とんでもない修理費がかかると言われました。
それ以外でも、今年になってから車検代やタイヤのお金だけでもかなり払ったというのに・・・
おまけに、代車も無いということで、あまりに腹が立ち、現在は配置換えで担当では無いのですが、以前担当していただいていた方に連絡を取り、代車だけは手配してもらいました。
けれど、どうしてもこの車のディーラーへの不信感はぬぐえないのです。

ドイツ車は、とても強靭なイメージがあったのですが、どうして今年になってこんなに変なことが起こるのか、全く理解出来ません。

誰か車に詳しい人に相談・・・と思い、過去に車をお世話してもらった別の国産メーカーのディーラーさんに電話して聞いてみました。
他社ゆえにはっきりとはおっしゃいませんでしたが、床をはがす金額も高いし、普通は起こりにくいことと、首をひねっていました。

私は、車が実は結構好きで、運転も楽しいですし、その空間を自宅の延長のように思っています。この5年は、安心して乗れるくつろぎのスペースであったのに、車検を期にこんなことになってしまうとは・・・
しばらく、悩みそうです。

7/11/2008

街角にて・・・。



 夕方の散歩時に、学校帰りに、自転車屋さんにパンクをなおしてもらっている娘と合流。
薬局の前にかわいい「さんちゃん」がいたので、セラフィンとパチリ!

7/09/2008

窯が壊れた・・・!!





 窯が故障してしまいました(涙)。


しかも、今やけにノッているこの時に・・・なんで!!?

この大きな窯、修理は家具便で送るのかしら・・・?と不安に思いながら、急いで東京の輸入元に電話してみると、コントロールパネルだけ取り外して送ってくれということ。

それなら!と、急いで外しにかかったけれど、これが実に厄介だったのです。
この窯は、アメリカ製なので、ボルトのサイズもアメリカサイズ。ホームセンターに行っても、このサイズの工具が無い。
仕方ないので、どれにでも合わせられる工具を購入したけれど、専用の工具ではないので、外すのにとんでもなく時間がかかりました。
おまけに、中腰で蚊にさされながらの作業で、イライラは募るし、早く送りたいしで、結局計2日もかかって取り外し。 終わった後はどっと疲れてしまいました(涙)。

けれど窯がないと始まらないのです!展覧会用に制作している、楽隊が出来上がらない!!
東京で、1週間くらいで修理してまた送り返してくれるということですが、また取り付けに時間がかかりそう・・・(不安)。
明るい出来事も一つ。
人形作業用に、古い机を格安で購入しました。
窓辺のカウンタースペースに置くと、今まで使いにくかった高めのテーブルも使いやすくなりました。
画像では暗いですが、実際には日光が差し込んで、とても明るいスペース。作業もぐっとはかどります。
ちょっと片付けましたが、本当はもっともっと材料で溢れた状態で制作しております。
そして2枚目の写真は、今取りかかっている楽隊の頭がずらり。
これから、まずかつらを作って行きます。ひとつひとつ、その表情に合わせて作っていくのですが、ここでその人形それぞれの個性がぐっと浮き出てくる、面白い作業です。
「この子は管楽器かなぁ?性格はちょっとのんびりで・・・」なんて、思い描きながら出来上がって行く人形を見ているのは、本当に楽しい時間。今日は女の子の人形の衣装作りの予定。
3枚目の写真。
セラフィンが風通しのよい廊下でゴロリとしていると、夏だなぁ~と実感します。朝から夕方にかけて、涼を求めて何度も移動しながら昼寝するセラフィン。
我が家では、セラフィンがいる場所が一番涼しい場所なのです。

7/07/2008

いろいろあった1週間

 子供のために心を砕く・・・親としては当たり前のこと。

力になってやりたい、出来ることなら、その苦しみを代わりに受けてやりたい!
 思いは溢れ、胸がつぶれそうになります。

でも、当然のことながら、代わってやることは出来ず
どうしたらその苦しみから救い出してやれるのか、その道も分かりません。

考えても考えても

出来そうなことは、

ただ見守ってやること。

それだけなのです。

娘にも分かっているのです。
自分で乗り越えるしかないことくらい。

だから、またピアノに向かっているのです。

私だって、大人の顔をして、分かったふりをしているけど
本当はいつも手探りで、しかも怠け者で、回り道ばかり。

そんな私に、娘にかけてやる言葉は見つからず、
お腹がすいていないかとか、学校は楽しかったかとか、寝る時は暑くないかとか・・・
ただ当たり前の毎日が送れるように、気を配ってやることしか出来ません。

大雑把な反面、人一倍の繊細さも併せ持っている娘は
目立つことはないけれど、
人に対する思いやりでは これ以上の子はいないんじゃないかと親バカな私は思うのですが、
周囲の人達からその点で、感謝されたりほめられる度、
本人はそんなことは当たり前のこととして、天狗になったりもうれしそうな顔も見せず・・・

今回のように、娘が落ち込んでいる時は、そんな美点ばかりが思われ、胸にこみ上げて、

「ピアノなんか、うまくいかなくてもいいやん!」

と、口に出して言ってしまいそうになります。

言えないのは、娘が小さい頃から積み上げてきたものを、崩す権利は誰にもないと思うから。

「頑張れ!」 という言葉は、時にとても辛いものです。
簡単には言えません。

だから、心の中で 「頑張れ!」と言います。

かなちゃん、がんばれ!! ママはいっつも見てるよ!