2/25/2009

遅ればせながら・・・









 以前、パートナーに手編みのセーターをプレゼントしてあげた時のこと。

喜んで愛用していてくれたのですが、なんとこともあろうに、それを洗濯機に入れて洗って、セーターをフェルト化(そしてミニチュア化)させるという、とんでもない事件を起こしたのです!

ショックのあまり、それ以後は、編んであげるのはマフラーか手袋に留めていました。(あれを編むのは本当に大変だったのだ・・・涙。)


 が、その縮んでフェルト化したセーターを、
「あったかいよ♪」
とのん気に着ている姿をたびたび目撃して、
「・・・こんな姿で世間を歩いているのか・・・これはちょっとイカンかも。」
と、仏心で、バレンタインの前に、今度はベストを編んであげることにしました。

けれど、思いついたのが遅かったのと、就寝前にしか編み物をしないこと、おまけに雨戸で指を思い切り詰め、怪我をしたことで、実際はバレンタインをとうに過ぎての今日の仕上がりに。


パートナーは長身なので、目数の多さと長さに、まるでカーペットを編んでいるかのような気分でしたが、パートナーの好きな早春の頃を思わせる(私には絶対に着れない)爽やかな配色の毛糸で、春が待ち遠しいような気分で編みました。

袖ぐりのゴム編みは、両方同じ色の部分が出るように調節したのですが、首周りは無意識に編んでいたため薄い色が集中し、締まりがなかったので、編みなおしました。

画像は、床に置いて記念撮影していると、どこからともなくやってきて、我が物顔でベストの上に座るセラフィン・・・・・・。

「ちょっと、どいてーや、なぁ・・・」
と、頑固なセラフィンにお願いしつつ、パチリ。セラフィンも写ってしまいました。


再度、パートナーにも着用してもらって撮影。たまたま、私が編んだ靴下も履いていました。
うん、よしよし。なかなかいいじゃないの。
今年のクリスマスには、ちゃんと袖のついたセーターをまた編んであげようかな?








2/17/2009

DM準備


展覧会も近づいて来て、DMの印刷発注や、来場して下さった方の住所を今更ながらにパソコンで整理したりと、バタバタと過ごしています。


ちょうど10年前の初めての展覧会では、自分でDMをせっせと印刷していました・・・嬉しいことに、欲しいとおっしゃって下さる方がたくさんあって、会期中も帰宅後に、疲れた身体で印刷していたのを懐かしく思い出します。


前回の展覧会時も、設置していたDMがすぐに無くなり、残っていないのかとホテルへの問い合わせが多かったので、今回は多めに発注することにしています。

毎回、原稿は私が作っています。

思えばパソコンを買ったきっかけも、10年前、初めての展覧会のDM作りのためでした。

あれから、パソコンもデジカメもプリンターも、みんな揃って3代目。その機能も買い換える度にアップし、価格は逆にリーズナブルになりました。いいことですねぇ。


前回も、千人もの方々が訪れて下さいました。

今週末は、DMの発送準備。3月頭にはポストに投函させていただきます。


作品の方はというと、母の刺繍は一段落ついているのですが、私はまだ人形を作っています(涙)。
いつもは航空便で送ってくれる材料が、今回に限って何故か船便で届き、1月に終わっているはずの作業を、今やっているのです(涙)。

この不況のせいか、海外の会社は混乱状態のようで、不備があって連絡しても返信が無かったり、やたらと引越しするお店も多く、いらいらさせられることが多くて困ります・・・。もう少し、語学力があればなぁ・・・。
展覧会が終わったら、ゆっくりと勉強したいなぁ。そう言いつつ、やらない気がしますが(恥)。
画像は、今回のDMに使ったブリュ。この人形を使うことは、全く想定外だったのですが、他の画像とのバランスを考えて、思いがけず登場することになりました。
白いドレスにアンティークの大変繊細なボネットの、可愛らしい子です。

2/03/2009

なんとまぁ・・・!






 昨日、「セラフィン2号!」と調子に乗ってアップした貴婦人のお供の豆セラフィン、今朝眺めていて、とんでもないことに気付きました・・・!
なんと、ワイヤーの代名詞ならぬ眉毛を忘れていた・・・。ヒゲを付けたところで、すっかり満足してしまっていたのですね(恥)。
でも大丈夫、すぐに付きました(笑)。ついでに、取り寄せの目が来るまで、フェルトを丸めた小さい仮目ものせときました。
リボンを間に合わせのリード代わりにして、雰囲気を見てみると、やっぱりちょっと大きい・・・・・・。
プードルも前向きに考えようと思った、節分の朝です。

2/02/2009

セラフィン2世?完成!


 高さが70cm近くもあるレディー・ドール、ディスプレイする時に、何か小道具が欲しいなぁ・・・と考えていました。
前回の展覧会では、一回り小ぶりのレディー・ドールに、パラソルを手作りして持たせたのですが、今回の人形はコートジャケット着用で、なんだか外をのんびり散歩しているような雰囲気。
ならば、犬を連れてはどうか?ということになりました。
母の一押しは
「やっぱりこういう衣装には、プードルカットのプードルやで、なっちゃん!」
でも、プードルは作るのが少々難しそう・・・。
「テリアでもいいやん?テリアもお洒落な犬やで。」
私の意見に渋る母・・・
「う~ん・・・まぁ、あんたが作るんやし・・・いいんちゃう?」
テリアでもいろんな種類があります。
母の脳裏をよぎったのは、きっとウェスティやスコッチ・テリア、または英国紳士のようなエアデール・テリアだったかもしれません。
けれど、私にとってテリアとは、断然ワイヤー・フォックス・テリアなのです!
「ちょうど生きた見本もおるし・・・フフフ♪」
ところが実際に作り出すと、この生きた見本は寝てばかりで、全然参考になりませんでした(涙)。
ミニチュアのワイヤーの置き物を見ながら、針金で適当に骨格を作り、肉付けして案外早くに出来ました。
取り寄せ中で、まだ目が付いていませんが、テリアっぽく仕上がりました。セラフィンの分身みたいです。
ただ、肝心の「貴婦人のお供」としてはどうかな・・・ちょっと大きかったような・・・(汗)。
いや、ワイヤーは顔が人間くらいに大きいので、そう思ったら行ける・・・かな・・・?