1/30/2008
ジュモーの魅力
1/24/2008
はこせこのお稽古
1/22/2008
オリジナルの人形
1/15/2008
縁というものは・・・
そして、Nさんの素敵なところは、優しいだけではなく、ちゃんと私のだめなところを叱って下さるところです。
人に優しくするよりも、ちゃんと叱ること、面と向かって注意すること・・・それって、もっと難しいことではないでしょうか。
「あぁ、ちゃんとしなきゃ!」 と、素直に反省できるのは、Nさんの優しさがそのお叱りの言葉の裏に隠れているのが、分かるからなのですね、きっと。
もう1人、私に和の心を教えてくださる方、W氏。
この方に初めてお会いしたのは最近のこと。知り合いの画家の方の展覧会で、昨年の夏に受付のお手伝いをしていた時でした。
静かに絵を見ていらしたW氏が、帰り際に芳名帳に記帳される時、「私、この先生の絵を1枚持っているんです。」 と、話されたのがきっかけでした。
その話から、W氏が縮緬細工の工房をされていること、その工房が、レトロな建物として有名な、私の大好きなビルの1室にあるということ、そして私も市松人形を作っているということで、大変話が盛り上がり、その後工房にお邪魔したりして、私も縮緬のお細工ものを教えていただくことになりました。
後日、W氏は私の父と同い年、もう何冊も本を出されている、その世界では有名な方と知りました。
けれど、全くそういうことはおっしゃらない控え目な方です。
この嬉しい出会いのことは、早速Nさんへ、お電話でお話しました。
そして、先日驚くことに、偶然にも、NさんとW氏が出会われたのです!
その時にNさんは、私と知り合いだという話をされ、なんとも不思議な縁で、そしてそれぞれに別々の場所で3人が繋がったのです。
喜んで電話でこの出会いを話されるNさん、すっかりW氏の「ふんわりとしたやわらかい雰囲気」 に魅了されたということ。
でも、私はこのNさんとW氏にこそ、共通した「ふんわりとしたやわらかい」もの、厳しく、そしてそれを上回る優しさを感じるのです。
そんなこんなで、W氏の工房には来週からNさんと二人で通うことになりました(笑)。
この素敵な縁が、これからの私に、もっとたくさんのインスピレーションを湧き起こしてくれることでしょう。
画像の作りかけの市松用の着物は、私の祖母の着物を解いたものを使っています。
2枚目写真の袖には、重ねを合わせています。
もう、92才になる祖母ですが、当時はこの着物を着て、ブイブイいわせていたのでしょうか(笑)?とても粋な着物です。
1/13/2008
過去の日記より 「娘の妄想」
前回書いた日記が、孫想いの父を喜ばせたようで、メールにて 「面白かった!」と感想が届きました。
普段から親孝行できていない娘として、父を再度喜ばせるために、2年前のまだ娘が中学2年生だった頃に、某ブログに書いた日記をここに貼り付けておきます。
(あくまでも2年前のことなので、流石にもうこんなバカバカしいことは・・・と思いますが、この手の信じられない話を今も我が娘時々して、家族を驚愕の渦に巻き込んでいます。)
<2006年3月8日の日記より>
今娘は、期末テスト中です。
なので、一応毎日勉強してみたりしているようです。
さて、今日も社会の本を開きながら、娘は私に言いました。
娘 「私、赤潮って、実はこんなに悪いものやって思ってなかってんな~。」
私 「じゃ、どんなんやと思ってたん?」
娘 「そやな、私の赤潮のイメージはな、むしろ・・・・・」
娘は、勉強の手を休めて、夢見るように語りだしました。
(*ここから娘の頭の中の赤潮イメージです。)
ここは、海辺の村。
小さな灯台の上から、男が双眼鏡で海を見渡している。
男達は、もう何日も交代で、ここで海を観察しながら、あるものが訪れるのをただ、待っている・・・。
すると、男の双眼鏡を覗く目が、にわかに大きく見開かれた。
そして、男は声をあげた。
「来た・・・赤潮が来た・・・!!」
傍にいた村の青年は、その言葉を聞いて、急いで鐘を打ち鳴らすのである。
カーン・・・カーン・・・!!
すると、病で床に伏せていた村の長老の枕元にも、その高らかな音は届き、長老は目を閉じたままつぶやく。
「・・・今年も、とうとう来よったか・・・。」
長老は、周りの者の止めるのも聞かず、杖をついて立ち上がる。
そして、叫ぶのだ。
「祭りじゃっ!!」
港では、男達は既に約束されたかのように、大漁ののぼりを次々に漁船にあげ、女達は、宴の準備に余念が無い。
人々の高揚した様子が、さっきの鐘の音が大きな幸いの前兆であることを示す・・・。
赤潮・・・それは、素晴らしい知らせ・・・。
(完)
私 「・・・なんで、赤潮がいい知らせなん?」
娘 「だって、プランクトンがいっぱいになったら、魚の餌が増えるやん?そしたら、魚も増える・・・。」
私 「・・・・。」
娘 「なぁなぁ、環境ホルモンっていうのも怖いで~。最近は、鳩がメス同士で巣作りしたりするらしいで~。」
私 「・・・・。」
テストは、後2日もあるのだ。なんか、答案が返ってくるのがコワイ(涙)。
以上、過去の日記より。
1/08/2008
娘に教えられること
1/03/2008
2008年初詣・石峰寺・その2
2008年初詣・石峰寺篇・その1
お正月の初詣、予定通りに京都深草にある、石峰寺に出かけて来ました。
昨年に伊藤若冲の大きな展覧会があったことや、大晦日にもテレビでこのお寺が紹介されていたことから、「混雑するのかも・・・」と一抹の不安を感じながらでしたが、深草で下りた人々は皆、伏見稲荷神社の方向へ。
石峰寺には、前方に1組の夫婦がいるだけで、心配するにはおよびませんでした。(お正月にはあまりに寂しすぎるかな?)
石峰寺の特徴の1つは、階段の上にある入り口の赤い門です。
どことなく、中国を思わせます。
門をくぐって1歩入ると、中には見事な南天がたくさん!
干し柿がつるしてあったり、レトロなブリキの注意書きがあったり、なんだか小さい頃見た風景がありました。
その懐かしさが、とてもよかった・・・。
若冲のお墓も、静かにそこにありました。