今日はグランドピアノ関連のいろんな作業のために、
アトリエ・ピアノピアさんが来て下さいました。
主な目的は消音パネルの取り付けなのですが
私にとってはグランドピアノを動かせる千載一遇のチャンス!!!
毎日やっていたイメトレと、本当にそのイメージ通りになるのかという不安と
いろいろ入り混じりながら迎えた今日。
けれど、終始こちらを焦らせずに良い雰囲気で和ませて下さり、
25年間敷いたままだった絨毯の裏も掃除機をかけることが出来、
何もかもが思い描いたそのままに収まってくれた・・・。
今まで出入りすることのなかったベランダの明るい開口部。
ここでピアノを弾けるのが、ただただ嬉しそうなパートナー。
一方、部屋の入り口はこんな感じになりました。
父の机もいきいきとしています。
いつもは手紙を書く時に、仕事部屋の机を使っていましたが
これからはここで書こう・・・。
秋になったら、お茶も楽しめそうだ。
なんだか、部屋自体が生き返ったような、そんな気がして眺めています。
さて、今日はピアノピア代表の小川さんと、その右腕の職人さんである
Hinazo Nekota さんもお越し下さいました。
ヒナぞーさんはミニチュア作家さんとしてその世界では有名な方で、
スマホ越しに見せていただく作品に、母も私もパートナーも驚愕!
ただ小さいだけではなくて、とても美しいのです。
小川さんがいろいろとお二人の馴れ初めを話して下さいましたが、
それも不思議なご縁、まさに運命としか言いようがなくて。
小川さんの世界に必要な人として神様が手引きしたような・・・
(そしてそれで小説が一冊書けそうな・・・ )
小川さんもヒナぞーさんも、プロフェッショナルです。
そういう方たちから紡がれる言葉は、耳から入って体中を駆け巡り
自分の創作への活力と変化しますね。
とても楽しい時間でした!
小川さんも出演なさっているという映画「風琴」。
オルガンの優しい音色に誘われて、私も行ってみたいと思います。
さて、私の中で大きなものだったピアノの移動が無事終わりました。
明日からはまた、人形作り(と、展覧会準備)の日々に戻ります。