11/29/2007

紅葉散歩・光明寺篇





























 京都の長岡京近くにある光明寺。

ここの見所は、なんと言っても入ってすぐに広がる大階段と紅葉の様でしょうが、私は階段を登りきって境内を通り抜けた帰り道の方が好きです。

小道のまわりを取り囲むようにして、色とりどりの木々が風に葉を散らす姿は、雅で、そしてなんとも可愛らしいのです。

11/28/2007

紅葉散歩・大山崎山荘篇その2











大山崎山荘には、安藤忠雄建築の小さな美術館もあります。


モネやカンディンスキーなど、数点常設してあるのですが、もう少し大きな美術館だとよかったのになぁ・・・と、いつももったいなく思います。

こんな素敵なロケーションにある美術館なんて、近場でそうそうありませんから。


今度訪れるのは春でしょうか・・・。

11/27/2007

紅葉散歩・大山崎山荘篇







昨年も同じコースを辿りましたが、今年も・・・


京都の光明寺と、大山崎山荘に行って来ました。



大山崎山荘に行くのは5度目ですが、大好きな場
所です。




日本にある洋館というのは、どこかに少し和のテイストが感じられるところがあり、そこがとても魅力で、機会があるとあちこち調べて立ち寄ってみたりします。


大山崎山荘は、家から車で2、30分でタイムスリップすることが出来る貴重なところ。




ここの広いテラスで、ワインケーキと珈琲を美味しく楽しむために、お昼は阪急そば(天ぷらうどんが¥280!)で済ませました。







11/22/2007

秋のテーブル





 


















 先日、最近知り合いになった音楽家の方が遊びに来られました。


ここずっと忙しくしていたので、お客さまは久しぶりです。人形作業のしすぎで手首が痛かったりしたのと、夜中に何故か蕁麻疹が出るようになったりで疲れ気味だったので、気分転換と気持ちをリフレッシュするには良い機会でした。


鋏を持って庭に出るのは大好きです。どんな花を切ろうか、どんな色のクロスを使おうか・・・と楽しく頭を悩ませながら・・・。




寒くなってきたので、花も選ぶほどはないのですが、紅葉したツタを使って、秋らしい雰囲気を出しました。


まだケーキはオーブンに入っていたので、カップだけのテーブルです。


いろんな話をお聞きして、時間はあっという間に過ぎました♪




 そして、ホームページを通じてお知り合いになった福岡のNさま。


展覧会のお知らせを見て、わざわざリーガロイヤルに宿を取って大阪まで!と思ったら、来年開催と勘違いされていたことを知らせて下さいました。


私も、来年と勘違いされる方があるのでは・・・と思っていました。再来年なんて、鬼が笑う話ですから(恥)。でも、再来年2009年なのです。


当事者は焦っていますが、まだ少し先のこと・・・お知らせするのが早かったかもしれません、ごめんなさい。


遠方の方からも、HPを通じて既に「お知らせ下さい。」とメールをいただいています。本当に嬉しい限りです。ますます頑張らなければ!と励まされます。


そしてNさま、再来年、お会いできることを楽しみにしています。いつもありがとうございます!


11/18/2007

まだ先ですが・・・展覧会のお知らせ。

 HPのお知らせコーナーでもアップしましたが、2009年3月末から4月はじめにかけて、大阪のリーガロイヤルホテルギャラリーで、展覧会をいたします。

ここのギャラリーでは2回目になりますが、主要駅から専用のバスも15分間隔で出ており、立地もよく、次回もここで!と思った場所です。

前回も、びっくりするくらいたくさんの方に来ていただきました。

中には、期間中何度も足を運んで下さった方も・・・。

いつも、刺繍作家の母と一緒に発表していますが、今回も二人で自分達らしい空間を作ります。

既にお問い合わせいただいておりますが、ご興味お有の方はメールをいただければ、展覧会の1ヶ月前くらいにダイレクトメールを送らせていただきます。

1年ちょっと先の話ですが、私にとってはあと1年ちょっとしかない!毎日人形と向き合って頑張っています。

11/13/2007

セラフィンの病院通いと、秋の公園散歩





 先週から、月曜日はセラフィン、獣医さんにかかっています。
以前から背中あたりを痒がっていたのですが、近所の獣医さんでは「お風呂に入れて清潔を保てば治る」と、ほとんどセラフィンに触れようともせずに簡単に診察を終えられ、我が家でも言われるがままにしていたのですが、やはり治らず・・・
これではダメだ!と、ネットの動物病院情報とにらめっこでやっと決めた病院。
入ってみると、ちょっとビックリするくらいに小さな建物ですが、先生の丁寧で親切、何より動物に対して愛情を持って接するという、当たり前だけれど大切な姿勢に安心して、治療を受けることにしました。
1週間飲み薬を続けてみましたが、痒みは楽になってきているようです。よかったよかった!

獣医さんの帰り道、お気に入りの公園で散歩をしました。
この公園は、とても広くてゆっくり1週すると1時間かかります。セラフィンとのんびりお散歩。
こういう場所にいると、自然の美しさには、どんな名画も音楽も、結局はかなわないのだなぁ・・・と実感。

11/09/2007

人形の寺・宝鏡寺



 京都の堀川寺の内にある宝鏡寺では、毎年公募により選ばれた人形展が開かれています。

新聞の広告などでは、よく目にしていましたが、初めて出かけて来ました。


ここ数年、京都によく遊びに行くようになってから、今更ながらにバスの乗り方というのを覚えたのですが(恥)、京都は本当に車ではなく、電車で行って足とバスを使って楽しむ場所だなぁ~と思います。

車などではとても入れないような、何気ない通りを歩いていても、ひょっこり古くて風情のあるお家などが現れた時は、その出会いに感謝します。京都は本当に、そんな素敵な出会いが散りばめられた場所です・・・。


宝鏡寺も、バス停を下りてすぐの立地です。

3期に分けて展示されるそうなので、私の見たものは多分、2期ではないでしょうか?

やはり予想したとおり、和の人形がほとんどです。題材も、昭和初期を時代設定して作られたものが多く、これは作者がその年代の方なのだろなぁと推測されます。

一緒に行った母などは、やはり懐かしいものがあったようでした。
私「見て!赤い足袋、珍しい!」

母「そういえば、昔はこういう別珍の足袋があった!」

私「へぇ~」

私には知らない世界だけに、逆に新鮮味がありました。

人形=綺麗・可愛い・・・というイメージですが、この公募展はどちらかというと、面白い視点のもの、おじいちゃん・おばあちゃん、戦時中を思わせる人形などが多く、飾るものという感覚とは違うかもしれません。
今の私は、やはりまだ、可愛い人形・手で触れて抱き上げることの出来る人形を作りたい気持ちが強く、真似をしようとは思いませんが、エネルギーはしっかりもらいました!


その後、下鴨神社近くのディアバザール浜野さんへ。
以前、アンティーク家具を買ったことがあるお店ですが、目の保養に寄りました。

マネージャーの方とお話しているとビスクドールの話題になり、作品の写真をお見せすると、「アンティーク家具と一緒にフェアーをしませんか?」と嬉しいお申し出!

なかなか、アンティーク家具とコラボレーション出来るものが無いそうですが、ビスクドールはぴったりということで、早速来年春にでも!ということでした。が・・・再来年春の展覧会に向けて人形を作る毎日・・・それが終わらないと次のことは考えられません。

また、展覧会近くにDMをお持ちする約束をして、楽しい時間を終えました。

たまに外出して、良い出会いがあると嬉しいものですね。いろいろ刺激を受けた1日でしたが、それを無駄にしまいと、帰宅してからも早速人形のかつら作りに励みました。

11/06/2007

クリスマス・カード





 先月末のこと。


娘が学校でクラスメートに、「昨日、クリスマスに着る洋服を買ってもらってん。」と話したところ、クラスメートは唖然として、「どんだけ気、早いねん!」と呆れていたそうです。


確かに、10月末にクリスマスの話題・・・早すぎるかもしれませんが、我が家は毎年この頃から、クリスマス・パーティーに向けての準備を始めるのです。




 我が家のクリスマス。それは、1年に1度の最大のイベントです!クリスマスに全エネルギーを注ぐので、その後のお正月などはすっかり気の抜けた状態で、ほとんど普段と変わらない雰囲気で過ごすのですが・・・。(今年も、元旦も何も関係なく、人形作業をしていました。)




毎年、たくさんの親しい人達と一緒に過ごすクリスマス・・・

音楽の演奏会や恒例の本の交換、昨年は皆でフラダンスもしましたっけ・・・(笑)。

とにかく、楽しく、暖かい一夜です!


今年は娘の高校のお友達も3人参加してくれるので、演奏会も賑やかになりそう!




皆さんにお送りする、招待状を兼ねたクリスマスカードを作るのは、いつも私の仕事です。

クリスマスはまだ先ですが、仕事が忙しくて予定が埋まってしまう方も多いので、早めのこの時期に発送します。




 画像は昨年のカードとクリスマスのテーブル。


毎年テーブルはテーマカラーを決めて、クロスを新調します。今年は何色にしょうかな・・・?

11/01/2007

人形の衣装



 ホームページ経由で、最近メールをいただくことが多くなりました。

私のビスクドールを気に入って、感想を伝えて下さる方もあれば、ドレスを気に入って下さり、作り方をお尋ねいただいたり、人形の販売についてのメールなど、いろいろいただいて嬉しい気持ちです。


けれど、いただくメールの中で一番切実に感じるのは、ドレスの材料や作り方についての質問でしょうか?
私の周りのドールを作っている方々も、ドレス作りには苦戦されている方が多く、よく「どうやったらいいのか、教えて!」とお願いされるのですが、なかなか難しいものがあります・・・。


私の場合、作り方など、決まってません。ただ、最初にイメージしたドレスの簡単なアウトラインを作って、そこからは「ここをこうしよう。」や、「あそこにこんなのを付けたらどうかな?」と思いついたことを実践するのみなのです。

最後には、はじめのイメージとは随分違うものになっている場合もありますが、とにかく人形には製作過程でマメに試着させます。そうやって、要はその子に似合うように作ればいいのです。

ただ、靴を履いていないとイメージも湧きにくいので、途中で靴を作ります。そして履かせて、また衣装作り再開・・・。


材料についても「どこで買っているか、教えて下さい。」と聞かれますが、これも海外で調達したものも多いですし、国内でも、その時使う予定の無いものでも、出会ってビビッときたら、逃さず買うようにしているので、特に決まったお店などもなく、お教えしにくいのです。

「どこかで習われたのですか?」という質問に対してですが、私の先生は、ほとんど全て本に載っているアンティークのお人形です。ビクトリアンの時代の衣装についての本も読みますし、その時代の小説なども好きなので読みます。すると、必ず参考になる描写が出てきて、その時代に思いを馳せることが出来ます。


今日は、窯から1度目のメークの済んだ人形のヘッドを取り出し、2回目のメークをしました。

ミレット(よりちょっとだけ大きいかな?)サイズのシュミットや、作ったことの無いタイプのテートジュモー、手前左は私のオリジナルで、市松人形にする予定です。

画像の靴は、最近作ったもの。靴作りはとても楽しい作業です。手編みの靴下を履かせる時は、ワンサイズ大きなものを・・・。


明日の朝、ヘッドが9個出来上がるはず・・・大好きな眼を入れる作業が待っています♪


そして、雨と私が風邪ひきだったせいで散歩に連れていってもらえなかったセラフィン。明日は行こうね!