5/26/2008

薔薇の季節




 

 我が家には、たくさんの種類の薔薇がありますが、ひと月程前から順番にどんどん咲いています。

そのたびに、切ってはテーブルにいけて楽しんでいたのですが、うっかり写真を撮り忘れていました!
気付いた時にはほとんど散ってしまい、残念なことを・・・。

けれど、まだ2階のベランダの鉢植えは、咲き続けています。

お花屋さんで華やかな新しい品種を目にすると、すぐに欲しくなるのですが、ぐっとガマン!
今年も挿し木をして増やしていますが、根付くと本当に嬉しいものです。

そしてこの季節、ベランダでのお茶の時間はとても気持ちのよい時間となります。
ケーキを焼いた時などは、迷わずベランダでいただきます。
セラフィンが、「ちょうだい、ちょうだい!」としつこいですが・・・(苦笑)。お皿を各自ガードしながら、食べるのですから、優雅さには欠けますね(涙)。

けれど、空の見える場所でリラックスして飲むお茶は、格別!

5/21/2008

バイバイ、MINI




 新聞の新刊広告で見た、「クルマのない生活」という本がどうしても気になり、図書館で探したのですが無く、リクエストを入れたのが先週の日曜日。


まさか、その一週間後に自分が愛車を手放すとは、その時は思いもしませんでした。今でもまだ、窓の外にいつものようにあるような気がします。




最近、環境問題の本をよく借りて読んでいました。ヨーロッパの取り組みについて詳しく知る度に、自分の生活を反省し、出来ることはやろうと、小さな努力を毎日の中で実行するようになりました。


そのせいと運動不足解消もあって、なるべくクルマを使わずに歩くようにしていたのです。




すると、なぜでしょう?不思議と毎日がいきいきとしてくるのです。


クルマで出かけるよりも、無駄な動きをしない分、効率よく歩いて用事をこなし、早くに帰宅できました。


帰ってからお茶を一杯飲んで一休み。その後の人形作りもはかどるのです。


なので、「クルマのない生活」というタイトルを見た時、出来るかもしれないと思ったのでしょうか。


以前から、父から「あまり乗らないのに、もったいない」と言われていましたが、なかなか決心がつかなかったのです。




とは言っても、我が家にはもともとクルマが2台あったので、実質的にはクルマが無くなった訳ではないのです。完全に無くすには、かなりの勇気がいります。


大きい車と小さい車、どちらかを無くすとしたら小さい車。それが、私の車だったのです。




けれど、私なりに大変思い出深いクルマでした。初めて自分で得た収入で買った、大きな買い物だったこともあるでしょう。


そして、とてもそのデザインが気に入っていました。


 「よく似合うね。」 と言われる度、本当に嬉しい気持ちでした。




見積もりに来てもらった時、思いがけず、自分で予想していた額の3倍で買い取ってもらうことになったのですが、その代わりに、その日にすぐに、引き渡すことになってしまい、なんとディーラーさんは自分の乗ってきた車を置いて、私の車に乗って帰ってしまいました。
「手離す前に、もう1度だけ、ドライブしよう。」という、小さな願いもかなわぬまま・・・あっという間のことでした。




確かに、我が家には必要の無いものだったのです。けれど、無くなってみて、自分の一部も失ってしまったような気持ちになり、数日体調を崩してしまいました。


環境問題も気になるけれど、車も持っていたい・・・というのは、矛盾していますね。それを思うと、「なんて欲深いのだろう!」と今更ながらにちょっとなさけなくなります。


けれど、せっかく思い切ったのだから、帽子と手袋をして、どんどん歩こうと思うのです。




 肝心の「クルマのない生活」は、まだ図書館には入っていない様子ですが、気長に待って、楽しみながら読むつもりです。


思えば、このタイトルを見た時に、新しいことへの期待が確かに心の中にあったのですから。

5/12/2008

手編みの小さな贈り物






 先日から手の空いた時に編んでいた、手編みの贈り物が出来上がりました。

小さなクマのブーティー(赤ちゃん用のブーツ)は、来月第二子出産予定の、パートナーの妹さんの赤ちゃんへ。

もう女の子と分っているそうなので、ピンクベースのクマさんです。


靴下は、パートナーのお母さんへの母の日のプレゼント。

大袈裟なものより、肩の凝らない贈り物を喜んで下さる方なので、小さいけれど気持ちのこもった靴下を編みました。

荷物に詰めて送る前に、こっそり試着と記念写真です。(サイズや履いた雰囲気が心配だったので・・・)


 私も母なのですが、今年は娘からラディッシュの種と鉢のセットをもらいました!

「みんなで食べよう!」と、もらったその場で種まき。すると、なんともう発芽しています!早いですね~。

毎日成長を見ようと、キッチンの窓のそばに置きました。



そして今日は、セラフィンの予防接種に、動物病院へ。

そこでも、さんざん愛想を振り向いて可愛がられたセラフィン、病院の後は池のある大きな公園を散歩しようと思っていたのですが、注射の後ということで、お医者さんから×が出てしまい、真っ直ぐ帰宅しました。

フィラリアの検査もしたセラフィン、疲れたみたいでいつもよりクタッとしています。

5/07/2008

G.W の特別レッスン&動物園






 毎年ゴールデン・ウィークには、スイスから来日されるピアニストの先生の特別レッスンがあります。

娘も、今年で受講するのは6回目。初めて受けた時はまだ小学生だったのですね・・・月日の経つのは早いです!

今年は、レッスンにショパンのバラードを持って行きました。

最近は学校で放課後残って練習することが多く、家ではこのバラードを弾いているのをあまり聴かなかったのですが、なんとかレッスンの日には形にしていました。(真面目にやってたんですねぇ・・・。)

我が家では、娘が中学生になったくらいから、ピアノのことはほとんど本人にまかせるようにしています。

家族皆それぞれにやることがあり、四六時中娘にかまえませんし、結局は自分一人で向き合って行かなくてはいけない世界です。だから、なるべくそれに集中出来る環境や時間作りなどしか、協力は出来ません。

失敗してもいいから、娘には何でも自分で取り組むようになって欲しいと思っています。ピアノも、ずっと好きであってくれたら、それでいいのです。

 さて、レッスンではみっちりと濃い指導を受けることが出来ました。娘もレッスン後にまで先生に質問したり、いつになく熱心な様子。(高いレッスン料の甲斐がありました・・・。)

毎年、ゴールデンウィークの最後にこのレッスンがあるので、いつもどこにも遊びに行けません。

なので、レッスンの後、思いついて王子動物園に寄りました。小雨が降っていたのと、時間が遅めだったので、連休にしては空いていたのではないでしょうか?

パンダの後ろ姿(涙)を見、カピバラを見、楽しい時間を過ごしました。レッサーパンダのスペースには、何故か、二ノ宮金次郎の銅像が・・・???

画像は、山羊を見つけて嬉しそうになでていた娘です。ちょっと見ると、スイスの町の風景みたいですね。

5/01/2008

病院での待ち時間


 最近また、アトピーに悩まされています。

毎年冬には、身体は乾燥からくる湿疹、手にはあかぎれ・・・と、手仕事をするものには大変辛いのですが、バンドエイドを貼って乗り越えます。でも、バンドエイド部分もかゆくなって、一長一短ではあります。

冬が去って温かくなったら大丈夫!というわけでもなく、今の私の症状は、外気が温かくなったことに、身体がついていかないために出ているんだそう。要するに、皮膚が弱いのです。

痒みから、ここ2日程なかなか寝付けず、そうなると徐々に疲れもたまり、思考もマイナスの方向へ・・・
「これではダメだっ!」と、最近通っている、ご近所の皮膚科に朝一番で出かけて来ました。

この皮膚科の先生、なかなかの名医だと思います。(←皮膚科を渡り歩いた私が言うのだから。)
現に、それを認めてか、患者さんの数もすごいです。
今朝、私は8時半に診察券を入れたにもかかわらず、既に12番目。なんでも、病院が開く前から行列だそう。
診察時間の9時を過ぎると、すぐに2、3時間待ちとなるので、皆さんいったん帰られますが、私はいつも本を持って2時間くらいなら待っています。
そして今日は、プラス編み物も持参しました。なので、診察まで1時間半待ちましたが、あっという間でした。
編み始めたものは、コットンの靴下です。パターンは洋書からです。
編み物のパターンは、日本ですとほとんど記号なのですが、海外はなんと、文章なのです。
その辺が感覚の違いと、文章を訳さなければならないことで、最初は大変面倒ですが、なかなか日本に靴下のパターンが無いので、洋書を使うことがほとんどです。
靴下は、「三足¥1000で売っている時代に、糸代と労力をかけて編むのはナンセンス!?」と悩んだこともありました。
けれど出来上がってみると、足にフィットして、なんとも気持ちいいのです。
まさに、手編みの靴下=プライスレス!
お洗濯も簡単で、海外の靴下糸にはスーパーウォッシャブルヤーンが入っていますから、そのまま洗濯機にポイ、です。(ここが一番ミソ)
葉っぱの模様のこの靴下、以前、名前の中に「葉」の漢字が入る我が娘に編んだことがありますが、そのフィット感がとても気に入られました。
これからの新緑の季節にピッタリかな?と、編みあがったらパートナーのお母さんにプレゼントするつもりです。暖かくなっても、足先は冷えますし・・・。
そういえば、最近外で編み物をしている人、見かけません。
娘が小さい時は、毎日の公園から、休日の行楽、ハタマタ旅先にまで、編み物や刺繍を持って出かけていました。そうすると、空の下でとても気分良くすすんだものでした。
今はほぼ100パーセント家で・・・、ですが、病院の待合も案外はかどりました。だって、それしかすることないいんですからね(笑)。
ということで、次回の通院も、ちょっと楽しみです。