3/27/2023

西表島からの手紙

 
 
 
最近はメールが主流で、ポストに手紙が入っていることも少なくなりました。 
そんな中、とても分厚い桜色の封筒が届いたのです。

送り主のY子さんは、パートナーの大学院時代からのご縁の方。
美大で教鞭をとられ、何度もお会いしているうちに
パートナーを飛び越えて友人になれた方。
 
「手紙を書こうと思うと、奈津子さんが浮かぶ」とお聞きしてから
昨年よりゆっくりゆっくりのやりとりが始まって・・・
 
 この手紙で驚いたことがひとつ、なんと西表島から届いたのでした。
 
 
 
 
 最初はご旅行?とも思いましたが、いやいやY子さんのことだから
きっとご自身の研究で行かれたのかも・・・。
 
やはりそうで、何枚もの便箋には
島での研究の詳細が図案付きで記されていました。

フィールドワークの合間に書かれた手紙は臨場感に溢れていて
私もちょっと興奮してしまった・・・
そして、きっと行く機会がないであろう西表島を
グーグルマップで散策してみたり。

想像はしていたけれど、必要最低限のお店がぽつり・・・ぽつり。
けれどかけがえのない自然が豊かな、都会とは価値観の全く違う場所。

 

 
 
 Y子さんの素敵なところは、研究も家庭もお忙しいだろうに
全くそういったことを感じさせない・・・
いつも地に足が着いたたおやかな人。
 
そうだ、彼女は学生時代からそうだった!とパートナー。
 


 
 
 島の海岸で見つけたという貝殻が入っていました。
 小さな桜色の貝殻からは、西表島の匂いや風を感じるから不思議です。
 
 この後、カナダで研究発表をされるとのこと、
なんて眩しい!
 
自分とはやっていることは違っても、とても良い刺激を受けます。
そんな人が不思議と周りに何人も居てくれて、本当に嬉しい。
 
 私もそういったものを返せる人になりたいなぁ・・・と思うのです。
なかなか難しいな^^;