最近はメールが主流で、ポストに手紙が入っていることも少なくなりました。
そんな中、とても分厚い桜色の封筒が届いたのです。
送り主のY子さんは、パートナーの大学院時代からのご縁の方。
美大で教鞭をとられ、何度もお会いしているうちに
パートナーを飛び越えて友人になれた方。
「手紙を書こうと思うと、奈津子さんが浮かぶ」とお聞きしてから
昨年よりゆっくりゆっくりのやりとりが始まって・・・
この手紙で驚いたことがひとつ、なんと西表島から届いたのでした。
最初はご旅行?とも思いましたが、いやいやY子さんのことだから
きっとご自身の研究で行かれたのかも・・・。
やはりそうで、何枚もの便箋には
島での研究の詳細が図案付きで記されていました。
フィールドワークの合間に書かれた手紙は臨場感に溢れていて
私もちょっと興奮してしまった・・・
そして、きっと行く機会がないであろう西表島を
グーグルマップで散策してみたり。
想像はしていたけれど、必要最低限のお店がぽつり・・・ぽつり。
けれどかけがえのない自然が豊かな、都会とは価値観の全く違う場所。
Y子さんの素敵なところは、研究も家庭もお忙しいだろうに
全くそういったことを感じさせない・・・
いつも地に足が着いたたおやかな人。
そうだ、彼女は学生時代からそうだった!とパートナー。
島の海岸で見つけたという貝殻が入っていました。
小さな桜色の貝殻からは、西表島の匂いや風を感じるから不思議です。
この後、カナダで研究発表をされるとのこと、
なんて眩しい!
自分とはやっていることは違っても、とても良い刺激を受けます。
そんな人が不思議と周りに何人も居てくれて、本当に嬉しい。
私もそういったものを返せる人になりたいなぁ・・・と思うのです。
なかなか難しいな^^;