昨日は京都まで、河井寛次郎記念館と六波羅蜜寺に出かけていました。
まずは河井寛次郎記念館へ。
親しくしていただいているY子さんにすすめられたのがきっかけです。
ここが素晴らしすぎて・・・!
長年知っていたのに、なかなか訪れなかったことを悔やみました。
敷地が広いので画像がたくさんあり、
自分の記録としても何度かに分けて投稿いたします。
我が家は大阪といっても、ほぼ京都の位置。
なので京都市内に出かけるのはなんてことはないのですが、
清水五条駅は、まあなかなか降りません。
ここは、清水五条から東に15分ほど歩いたところにあります。
まわりは京都らしい住宅街。
この建物は、河井寛次郎とその家族が実際に生活していたところ。
わざわざ大工の棟梁であった兄が島根から職人とやってきて、
この家を建てたんだそう。
柱も天井も床も、とても重厚です。
靴を脱いですぐのところに、柱時計があります。
これは柳宗悦が贈ったもの^^
今でもちゃんと時を刻んでいることが、嬉しいですね。
その横にある階段箪笥は、濱田庄司からの贈り物って・・・
この家はなんだかすごい!
段差もあり、上がる時にちょっと怖いのですが、
ぶら下がっている木製のぼんぼんを握ると
安心して上がれます。
面白いわ・・・
こんなの、初めてみましたよ。
よく考えられているんです、うん。
「民族造形研蒐点」との字額には
「自分だけのものだと思ったことは無い」と生前語っていた
寛次郎のこの家屋への思いが表れています。
友がたくさん集う家だったのです。
感心なのは、どんな小さなところにも、生花があること。
この家が今もちゃんと生きて、
暮らしの中にあることが感じられます。
この手前の部屋では、ちょっとびっくりすることがありました。
が、それはまた番外篇で・・・
子供の頃、我が家にもこんな魔よけの木彫りのお面があったんです・・・。
いや、もっと大きかった。
あれは一体どこに行ったんだろう?
(多分、廃棄された😑)
窓の外も、ホッとする景色が。
まだ続編があるのですが(多分、3回分くらい😓)
この一階の時点ですっかり魅了されてしまいました。
松本の民藝館は、博物館的な要素も強かったけれど、
ここは、より暮らしが息付いているようで・・・。
外の景色を見るオジサン。 |
明日は、その2 階段を上がって2階篇に続きます。