この頃はお客さまをするのもめっきり減った我が家ですが、
昨日は久しぶりに素敵な方々がいらして下さいました。
あちこちのメディアで大活躍されている、今をときめく哲学者の朱喜哲さんと
奥さまでピアニストの呉多美さん。
このご夫妻に前々からお引き合わせしたかったのが、嵯峨美大の岩崎陽子さんです。
それに忘れてはならないのが、我が家のご意見番である
縮緬作家の亘正幸氏!
皆さんお忙しい中、やっと実現しました。
お料理はいつものように簡単ですが・・・
この後、オーブン料理と豚塊肉のノルマンディー風を準備。
パートナーの院生時代のお友達である陽子さんは
香りの研究をされています。
モントリオールの学会から戻られたところで、
昨年はタイ・リスボン・ベルリンと忙しく発表されています。
そんな陽子さんに、哲学繋がりで喜哲さん・香りにご興味お持ちの多美さん
多様な文化にお詳しい亘氏が集まれば、盛り上がらないわけが無い!
楽しくてワインもどんどん空きました~(笑)。
蜂蜜と合わせるとエンドレスに食べられるナチュラルチーズに美味しいチェコワイン、
日本酒にデザート、焼き菓子など
皆さんにお心遣いいただいてしまって・・・。
(中村藤吉の生茶ゼリーは撮り忘れてしまった・・・残念!)
日本酒に合うチーズもあったので
お持ち下さり、よかったです。
そしてお茶の時間の後。
陽子さんがお持ち下さった秘密兵器です。
学会でも注目を浴びたというこの香りの道具は
石垣島の12か月の匂いを表現しています。
昨日は6月を実演して下さって・・・
三つの香りを減らしたり増やしたりすると、雨の匂いがたったり止んだり!?
むっとするような匂いに、まるで石垣島にいるかのような錯覚に陥ります。
我が家でこんな体験が出来るとは・・・
皆興味津々で説明に聴き入り、質問が飛び交います。
このあとトークイベントのお仕事があり、喜哲さんが帰られましたが
呉本俊松さんの作品をお見せしたり、多美さんのショパンを聴かせていただいたりで
引き続き豊かな時間を共有。
多美さんの演奏にはいつも、内側から湧き起こる熱のようなものを感じます。
そして、その熱が私の胸の中にも入ってきた・・・😌
10年ぶりに調律されたピアノの、
なんだか厄落としになったような・・・
このピアノにとって仕切り直しの、思い出深い一曲になりました。
まるでチマチョゴリを思わせる可愛らしい蘭とご案内状😊
来週は多美さんが主宰されているサロンでのイベントにお邪魔します。