二日目の朝は、島内をウォーキングしようと決めていました。
刻一刻と変化する美しい朝焼けを、島の形に添って眺める贅沢さ・・・。
(太陽が顔を出す前のやわらかな海面が、絵画のよう。)
まずは島のほぼ反対側にある砂浜を目指し歩きます。
30分ほどで到着。
太陽が昇りました。
砂浜で、思いを馳せるオジサン・・・。 |
こんなに鮮やかな貝のかけらを記念に拾いましたよ。
太陽が昇りだすと、途端に島は明るくなります。
温暖な気候もあり、面白い植物の旺盛な姿を、あちこちで見ることが出来ました。
どこに行っても、人の暮らしの匂いのする裏通り?が好きで・・・。
外周道路から中に入ると細い道が交錯し、古い民家がひしめきあっています。
時折、鮮やかなペンキの色も。
島民の方がスクーターで移動されるのも、納得。
島には信号はひとつしかありません。
子供たちはその信号で、交通ルールを学ぶのだそう。
小学校と中学校があり、小学校の低い塀には卒業制作が。
数えてみると、一学年12人ほど?
突然、ピンクのどこでもドアが現れました。
扉越しの景色を期待しましたが、鍵がかかっていた・・・(-_-;)。
ここはハワイ?という景色。
(ハワイ、行ったことないけど。)
1時間の島内散策の後は、海の幸満載の朝ごはんです。
チェックアウト後は船でまた知多半島に戻りました。
予定して下さっていたお土産やさんが定休日だったので、
急遽行先を変更して下さり、美浜の魚太郎本店まで。
そこは海の幸がとても豊富な広いお店で、既に人で賑わっていました。
お昼もとれたてのお魚を食べさせてくれます。お腹いっぱいのはずなのに、新鮮な魚だからか、お腹に入るのですよね~。
えびせんべいの里 というこれまた大きなお店にもお連れ下さり、
お土産もたくさん買うことが出来ました。
(この旅で、えびせんべいの美味しさに目覚めた・・・)
無料の珈琲エリアが併設されていて、そこでまた、お喋りを(笑)。
私たちの新幹線の時間もあり、この後また大府駅までお送り下さりました。
だんだんと駅が近付いてくると、なんだかせつなくなってきて・・・
お二人と接していると、これまでの人生をどれだけ人に尽くされたかということを
感じずにはいられません。
Y子さんと知り合ったのは10年前。
それから3年ほど経ってからお会いすることがかない、
メールのやりとりがはじまりました。
私の、人生で一番つらかった時期に
言葉にしなかったことを感じ取って、一緒に泣いて下さった方なのです。
その時は(多分お互いに)、数年先にこんなに親しくなるとは
想像もしませんでした。
「第二の母と思って。」と言って下さった方。
それからご主人のHさんともお会いして、
生業でいらっしゃるデザインやお二人の会社のこと、
溢れるような知識の下地によるお話は、本当に興味深いのです。
そう思うと今度は、飄々と冗談をおっしゃられる。
そんな様子もおかしくて、
こちらはうなったり笑ったり!
かけがえのないお二人だと思っています。
「いや~、実にいい旅だった・・・。」
パートナーの最後の言葉がすべてを物語っていますね。
この旅をこんなに楽しめたのは、全てお二人の深いお心があったからこそ!です。
思いがいっぱいで、なかなか言葉が追いつきません。
かけがえのないご縁に感謝しつつ・・・。