昨年の春ごろ、keiさんとお知り合いになり
作品を見せていただいてすぐに、「バッグをお願いしよう!」と
心に決めました。
あれから1年半・・・念願の作品が昨日手元に届き、
嬉しい気持ちが、まだ持続しています。
keiさんには、バッグのフォルムと「肩にかけられる」ということ、
持ち手と底は茶色の革を使って欲しい、それと好きな色、
普段の服装の参考に、数枚の写真もお送りしました。
制作途中を何度か見せていただきましたが、
う~ん、どうして分かったの!?というくらいに
私の好きな雰囲気に仕上がっていて・・・
リボンもお願いしたわけではないのですが、
ある方が私っぽいのです。
いろいろなことを感じ取るのに、どれだけ心を砕いて下さったんだろう。
胸がいっぱいになってしまった・・・。
私は物欲があまり無くて。
バッグを最後に買ったのはいつだったか?思い出せないくらい。
けれど手元にあるものいずれも長く使っています。
本当に欲しいものしかいらないので、どれも現役。
その中に、新しく仲間入りしたkeiさんのバッグは、
クローゼットにすっかり馴染んで、出来立てほやほやで輝いています。
そのうちに私と共に年を取り、大切に使いこまれて時代がついて、
味わいも増すことでしょうね。
今はただ、その美しさを眺めているだけで幸せで。
リボンは革とシルクタフタ、二種類を作って下さいました。 これで持ち歩く際の幅が広がります。 |
届いてから包みを開くまでの演出もお伝えしたい。
紙袋には、keiさんならではの手描きのフクロウさん。
そしてクリスマスを思わせる、ひと足早い小さなアレンジメント。
・・・これは多分、あの素敵なお庭のものなんだろうな・・・と
ちょっと匂いを嗅いでみたりして。
中からは、薄葉紙の包みが三つと、お手紙。
バッグは、専用の布袋に入っていました。
これも嬉しい配慮です。
必ず柔らかい袋に入れてしまっているので。
それに、こんな可愛らしいブローチも!
母が「作ってみたい!」と手に取って眺めていましたよ(笑)。
お願いしてから届くまで、やりとりの間もkeiさんのお人柄が伝わって
安心してお任せ出来ました。
何度も浮かんだのが、「私の目に狂いは無かった!」というセリフ(笑)。
届けて下さったのは、バッグ以上のものでした・・・。
いろんなことが日々ありますが、
その合間に感じる人との温かな触れ合いに勝るものはありません。
もの作りをするはしくれとして、学ぶことの多い時間でした。
keiさん、どうもありがとうございました。
大変だったことと思います。心より感謝いたします。
そして、今度は母のリクエストを、どうぞよろしくお願いいたします^^;