10/05/2021

ミシンの見る夢

 
 
 
 
 図書館で借りる本は、大抵書庫にしまわれていたり、
借りる人が滅多にいない・・・というものが多いのですが、
今回は珍しく、順番待ちしていました。
 
たまたまAmazonで見つけ、読んでみたくなったのです。
 
舞台は19世紀末にイタリア。
主人公は貧しいけれど腕の確かな若いお針子。
彼女と、それを取り巻く上流階級の世界を描いた物語。
 
まあまあ面白く読めましたが、
最後はどうせこうなるんだろうな・・・と、
悲劇が予想されてしまうんですよね。
私はハッピーエンドが好きなんです。
(こんな世の中なのに、本の中でまで悲劇を読みたくない。) 
これはひねくれものの意見。
素直な人は、素直に楽しめる物語だと思います。
 
むしろ、テレビドラマになったら面白いかも。
本を読んでいるというよりも、まさに海外ドラマを見ている感じでした。
けれど、イタリアの海外ドラマって見たことがないわ。
舞台を1800年代後半のイギリスに置き変えても、そのまま使える内容だと思います。
 
 そうそう、中にひとつ日本の着物地が出てくる話があるのですが、
それはなかなか面白かったな。
 
 
 


 
 今日はベランダで一人でお茶を・・・。
 
部屋の中でずっと針を持っていると、この外の空気の中でのお茶が
胃袋に染みわたるようです。
 
水栽培から土に植え替えたアボカド、やっと葉が開いてきましたよ。
なんとなくひょうきんで、可愛げがありますね。
 
 

 
 
 
 
 
 北側のベランダは、今日のように気温の高い日でも、涼しい。
 
空は青!
 
・・・ここで布団敷いて、昼寝したいな~。