今朝は、新しく焼き上がった顔を窯から出して
義眼を選んで入れるという楽しい仕事が待っていた為、
掃除もきっちりと済ませ、うきうきと作業していました。
私が暮らしている二世帯住宅の二階部分は
仕事部屋兼居間と寝室を行き来するのに
必ずピアノ室を通る間取りになっています。
このピアノ室は二十畳ほどあり、
グランドピアノの下など掃除するのが大変なので
ここだけはルンバを稼働しています。
今朝もいつの間にか止んだルンバの音も特に気にせず、
人形作業に集中していました。
まさか、とんでもないことが起こっているとも知らずに・・・
外出していたパートナーが帰宅してすぐ、
「なんだかピアノ室にある蘭が、すごい匂いを放ってるね。」と。
そんなことないでしょと答えると、じゃあ匂ってきてごらんと言われ
手を止めて足を踏み入れたピアノ室で、
その異様な匂いに、一瞬で全てを悟った。
この手の話は、ネットでは聞いたことがあったんです。
その時は他人事のように
「そんなことがあったら、それはもう大変だろうな・・・恐ろしい~。」と。
愛犬は早朝散歩の時に、大も小も済ますのですが、
ごくたま~に、ピアノ室で大きい方をすることがあって。
でも今朝は外でちゃんと済ませたし、
そんなことがあるはずもないと、考えもせずにルンバを稼働したのでした。
後はもう・・・ご想像にお任せします😱😨😭
掃除しながら泣くというのは、人生で初めてかも。
パートナーも手伝ってくれましたが、
もちろんルンバは粗ごみ行き・・・。
7年使っていたので、これは諦めがつきます。
展覧会後で、この部屋に人形が無い状態で良かった・・・。
「シャロのせいじゃないよ。」とパートナーが何度も言った通りです。
確認しなかった私が悪い。
でも、7年ルンバを使っていて、起きたことがなかったので
想像力の欠如か・・・。
ひとつ勉強した朝でした。
明後日より、衣装を縫い始めます。
42センチのブリュも焼いてありますが、ウィッグはこれから。
まずはゴールデンウィークが終わるまでに、
衣装が完成出来るよう頑張ろう。