4/09/2024

20年前のシルクベビーと対面する

 
 
 
 先日の展覧会では、たくさんの忘れがたい出来事がありました。
 
そのひとつが、20年前に作ったシルクベビーが
再び手元に戻ってきたということ。
 
昨年末に他界した義母に贈ったシルクベビーを
金沢の義兄夫妻が会場に持って来てくれたのです。
 
当時、これに入れて送った箱もそのままに
手元に戻ってきたベビー。
 
すぐさま開けるのがしのびなく、
会期後落ち着いてから開けてみたのでした。 



 
 
 
 
 蓋をとると、懐かしい香りが広がりました。
 
そうだったわ・・・
当時はこのベビーに香りをつけていたのだった!
 
フィレンツェから取り寄せていたラベンダーの香り。
それがまだこうやって、仄かに残っていることに驚きました。


 

 
 
 
 
 
 自然派のシルクベビーですね。
・・・懐かしい!
 
この時に、お義母さんからもらった手紙の文面も覚えています。
優しい香りも気に入ったということで、
後々の入院の際も
義姉のはからいで持って行ってもらえたのだった。

 主が去り、心なしか寂しげに感じられました。
 
でも、覚えている?
あなたはこの家で生まれたんだよ。
 
これからはここで・・・。
 


 
 
 
 *
 
 
今日は半年ごとの歯のメンテナンスの日。
 
久しぶりの大雨で、バスに乗って出かけるのも億劫だったけれど
行って済ませたら、次は10月!
気分もスッキリです。
 
昨日は「もう出番はないやろ・・・」としまったフリースが
早くも今朝、取り出されました(笑)。
・・・着て行って正解だったわ~。