9/08/2022

亡き父の誕生日


 
 
 今日は亡き父の誕生日。
 
我が家は私以外、両親も兄も9月生まれだったので
子供の頃は疎外感を感じていました。
 
皆誕生日が近いのが、幼心に羨ましかったのですね(笑)。
もちろん、今は何とも思っておりませんよ。
 
父と私は30才違い。
なので年齢の計算が簡単で、私には有難い。
生きていれば82才を祝うはずの今日でした。
 
父が亡くなって、来年でちょうど10年になります。
 
最初の二年は、人生で最も辛い時期だった・・・。
どれだけ今まで、父という傘の下にいたのか思い知らされたし、
様々な人間関係にも苦しみました。
 
でも今は、私は幸せで元気にやっています。
 
お父さん、見てるかー?!
 
 
 
 
 昔、父からもらったメッセージの1ページ。
久しぶりに開きました。
 
二十歳の着物も買ってやらなかったとあるけれど、
それは私が要らないと言ったのです。
 
父はいつも仕事が忙しくて・・・
けれど家族や親戚のことは、一生懸命守っていた。
愛情深い人でした。
 
 
 
  
 
 
 
 文字を書くことが好きな人でした。
それなのに、とても珍しい脳の癌で、
徐々にきちんとした文字が書けなくなって。
 
「お父さん、もうこんな字しか書けなくなった・・・」と
震える手で書いていた文字を、今でも大事に持っています。

お父さんの字が書かれている紙は、どれもとってあるよ!
 
 冗談が好きで、楽しい父でした。
会社では厳しく、家では優しい人だった(あかんやん・・・)。 

命日よりも誕生日を祝いたい。
今もそんな気持ちなんです。


 


 
 
今のこの幸せは、この黒いわんこに依るところも多い?

扇風機の風に吹かれながら、朝のまったり時間を過ごしているところ。