今日はお昼に郵便局に行った帰り、思わぬ光景に遭遇。
年配の男性が自転車に寄りかかり、
それを支えて一生懸命話しかけるこれまた自転車の女性がいて
ただ事ではないと駆け寄ってみると、男性の左足が麻痺したように動かない。
どうしたものかと考えていると、すぐに通りかかった車から
ヘルパーをしているという女性が下りてきてくれて
慣れた感じでてきぱきと指示して下さいました。
聞けば麻痺の男性は、我が家のすぐそばにお住まい。
まずは車で男性を家まで運び、私はその後を男性の自転車を押して。
90才だという男性、お一人暮らしだったのです。
家に入るのもやっとの状態だったのですが、
お住まいはとても立派で、どこも驚くほど綺麗に片付けられていました。
自転車のかごにあった買い物袋を、断ってから冷蔵庫に入れさせていただきましたが
食材も野菜やお刺身など、バランスよく選ばれていて
ご高齢にも関わらず、なんてちゃんと暮らしていらっしゃうのだろう・・・と、
ただただ感心。
「情けない・・・」との繰り返しの呟き。
いえいえとんでもない!立派です。
ヘルパーの女性がお子さんに電話をして、着かれるまで居て下さったので
私はお茶だけ(勝手に)お煎れし、一足先に帰宅。
今まではこんなに立派に生活されていましたが
これからは誰かの助けも取り入れて、安心に暮らされますように。
少しのお手伝いのつもりが、逆に学ばせてもらった小さな事件、でした。
これはこれで、美しい。