松本に到着したのは、午後２時過ぎでした。
それには理由があり、
朝９時にシャロをペットホテルに預けてからの出発だったからです。
まずは喫茶室で珈琲を飲んでから、宿からすぐの松本城へ向かいました。
計画では翌日に行くつもりでしたが、雨の予報だったので
お天気のうちに・・・といくつか予定を変更。
結果、初日に行ってよかった！
スキッと晴れた青空の背景と
水面に映るお城の姿をも見ることができたのです。
お堀のまわりには、たくさんの観光客。
けれど、ゆったりと写真撮影することが出来ました。
本来ならば漆黒の姿がネイビーブルーに見えるのも、
このお天気による不思議な効果ですね。
それがまた美しくて・・・。
城の階段は半端なく急だということで、
次は町中へ繰り出しました。
上土（あげつち）通りに今も残る古い映画館。
中町通りには、いくつかお目当てのお店がありました。
まず、ちきりやさん。
松本民芸館を創館した丸山太郎氏のお店で、
現在はご家族が引き継がれています。
ここで旅の記念にカップを買おうと思ったけれど、
パートナーはピンとくるものが無いというので
母が家と娘へのお土産に、醤油さしをふたつ買う。
店内は意外に広く更紗のテーブルセンターなどもいろいろあり、
もう少しゆっくりと見たら、買ってしまったかな・・・。
山平さんは、母がいかにも好きそうなお店だと
チェックしていました。
なんと、後継者がいないとのことで、今月末で閉店なんだそう。
・・・その前に行けて良かった。
ごはんのおかずがいっぱい！
母は好物のニシンと柚子胡椒も・・・。
駅に向かって少し移動したところにある開運堂は、
人形のお客さまから教えていただきました。
とても立派な店舗に、長野らしいパッケージのお菓子がたくさん。
「一日一菓」に載っていたお菓子もゲット＾＾
松本民芸家具のショールームもあります。
立派な家具がたくさん並んでいて、ゆっくりと見せていただきました。
柚木沙弥郎デザインのクッションカバーやバッグなどもあります。
可愛いなと思ったけれど、うちのソファーには合わないので残念。
この日はまだ暖かく、夕暮れていく町を楽しみつつ、
駅前で夕食を。
いろいろ悩んで、松本だからと馬刺しのお店へ。
日本酒を楽しみ、宿に帰って大浴場へ。
温泉ではありませんが、銘水に選ばれているだけあり
水質はとても柔らかく、ぬるめの温度も心地よい・・・。
疲れもあり、その夜は問題なく眠れると思っていたのに、
夜中の二時にふと眼ざめ、それから目覚ましが鳴るまで全く眠れず。
一体どうしたんだ、私。
