11/05/2023

行方不明のジャンセン


 
 
 
 五年前に京都の藤田嗣治展にて購入したポスター。
その後、手持ちの額に入れるために、マットを作ってもらい
寝室に飾っていました。
 
もともとこの手作りの額には、ジャンセンの版画が入っていました。
今度の長野の旅で安曇野のジャンセン美術館に行く予定を組んでいます。

久しぶりにジャンセンに日の目を・・・と、
今日は額の裏板を外してみることにしました。 






額装をお願いした際、まるごとお預けしたので
きっとこの中にジャンセンも重ねて入っていると思っていたのですよ。
 
ところが!
 
・・・無かった。
 
 いったいどこに行ったのか!?
まずは額屋さんに聞いてみなくてはならないけど、
三年前のことなんだよな・・・聞きにくい。
 
この額が出来上がった時に確認すればよかったのに、
入っていると思い込んでいた私も悪い。
 
どうしよ、もうどこにも見つからなかったら・・・
 
 
 
画商である友人のお母さんから譲っていただいたジャンセン ・・・
ショック過ぎる。
 
 
 
 
 
 
 
 *
 
 
 先日の京都で、お土産にいただいたお菓子。
七条の和菓子といえば、甘春堂ですよね。
 
有名な貝合わせを、初めていただきました。
 
 
 
 
 
 立派な貝に、つるんと甘い葛と餡。
 
ごちそうさまでした。
 
 
 
 
 
 子供の頃、何故か家に外人さんが母に英語を教えるために、
時々来られていました。

 
ジグラーさんという男性で、私はその人がちょっと怖くて・・・
なるべく会わないようにしていたのです。
 
そのうちに、その英語のレッスンも終わりを迎え
母が最後の御礼にジグラーさんに贈ったのが、甘春堂の 茶寿器だったのです。
 
干菓子で出来たお抹茶茶碗。
私の中で甘春堂といえば、この茶寿器とジグラーさんなのですが、
母はまったくこのお菓子を贈ったことを覚えてないんだそう(-_-;)
 
・・・そんなもんなんだ。