7/05/2023

縮緬作家 亘正幸氏のご自宅へ

 
 
 昨日はお招きを受け、縮緬作家の亘正幸氏のご自宅へ
母と友人のSちゃんと三人で訪問いたしました。
 
もうずっと前からお誘いいただいていたのですが
コロナや展覧会、その他もろもろの事情で 
やっととなり・・・。

元々は長く北浜に工房を構えていらっしゃいました。
今は場所を伊丹のご自宅に移されて
作品や季節の室来を見せていただくのを楽しみに、
お弁当を買ってこんにちは~!




 いらっしゃ~い、といつもの柔らかな笑顔の亘氏、
「今日は呑める方が来られるので、楽しみにしていました。」と!
 
・・・おっと、これは予想していなかった。
もしかして、お茶じゃなくておちゃけが用意されている!?
 
早速、とりあえずビールでかんぱ~い^^
呑めないSちゃん、ごめんね💦
 
 テーブルセッティングも、氏のお手製のあれこれで美しく準備され
とても男性のお一人暮らしとは思えません。
 

 
 
 
 次はきりりと冷えた日本酒が登場し、頃合いを見て
 
「赤ワインと白ワイン、どちらがいいですか🍷?」
 
 「もちろん、赤🍷でお願いします!」
 
・・・と、厚かましく^^;
 
美味しいボルドーを開けて下さいました^^
 
 話に花が咲き、あっという間に二時間以上経過。
その後はゆっくり、作品やコレクションを見せていただきました。
 

 
 
 
 
 まず最初の和室には、愛用の帽子がズラリ!
お出かけには必ず帽子をかぶられています。
 
左端のが素敵ですねと言うと、ボルサリーノだそう。
 
 
 
 
 
 そりゃもう、すぐにかぶっていただきました^^
 
氏は私の亡き父と同い年、83歳でいらっしゃいます。
出会ったのは2007年でしたから、16年のお付き合い。
きっかけはホテルのギャラリーにて日本画が縁でお知り合いになり、
今も家族ぐるみで親しくさせていただいております。
 

 

 
姉様人形をおさめる箱も、美しく・・・
 

 
 
 
 この百合の着物は、昔娘に着せて写真でもお撮りくださいと
我が家にお持ちくださったことも!
 
夏の着物に合わせる帯が無くて、結局着せられなかったのだけど
氏の優しさが思い出されるエピソード。
 
 

 
 
 
 美しい刺繍が施されたお細工もの。
 
 

 
 
 
 旅先で見つけられた面白いものも・・・
入れ子式の蓋物。
 
 
 

 
 
 使い道を考えるのも楽しいですね。
どっしりと重みのある木製。
今はなかなか見つけられません。
 
 


 
 
 氏は人間国宝の作家さんに師事され、市松人形はもちろん
さまざまなお人形を作られています。
 
そしてコレクションには、人間国宝のお師匠さまのお人形も・・・!
 
 人形満載の画像は、明日に続きます。