抽斗の整理をしていて、取り出したものふたつ。
古い木彫りのブローチです。
ダックスフントは母が遠い昔に時々つけていたもの。
水色ワンピースの女の子は、ある時町に小さな木彫りのお店が出来たんです。
10代の頃自分で買ったんだったっけか・・・?
とにかく、そこで見つけたもの。
本当はもう一つ、兵隊さんのブローチも持っていたのに
それはもう抽斗には無かった。
でも、よく覚えています。
もう身に着けることは無いだろうし、
持っていても仕方ないから、何度も処分しようと思ったけれど
捨てるには忍びなくて、小さなものだし・・・と
いつも戻していたのでした。
そして今日は・・・こうやって画像を撮ってからなら
お別れしてもいいのかな、と思っているのです。
裏にある「PERSONA」の文字。
これは小さなお店の名前。
とっくに無くなってしまい、後は観賞魚のお店に・・・
そのお店も、もうありません。
なんせ、40年近く前の話。
たとえこうやって記録に残したとしても、
やはり処分出来ないものってありますよね。
まだもう少し、持っていようかな・・・