はじめてのんびりと巡った21世紀美術館。
迷路のような内部は角を曲がるたびに、
フォトジェニックな景色が待っていました。
改めて、美しい建築物だと感嘆。
鑑賞している人たちをドラマチックに映し出します。
ここも、不思議な気持ちになったところ。
ポストカードのように見えたんです。
水色とイエローの差し色にバランスも絶妙で、
つい立ち止まってしまう。
そして突然、視界に広がる空の青と緑。
おや?変なおじさん、ここでも発見!
21世紀美術館を訪れた目的は、この催しを見たかったから。
正直、このポスターの人形の良さは実際に見るまでは分からなかった。
圧倒されましたよ・・・すごい存在感でした。
人形たちは、私とほぼ同じくらいの背丈。
だけど顔は小さいし、全てが極端に細い。
そのバランスが、とってもかっこいいのです。
10体くらいが円を囲むようにランダムに配され様子は
独特の雰囲気を纏い、ブラウン管(古い?)から跳び出してきたようでした。
一緒に展示されていた中村信喬さんの博多人形は、
日本画のように繊細で、これまた素晴らしかった。
(帰阪するサンダーバードの中で、早速作品集を購入。)
ポスターの北川宏人さんの人形とは、真逆の空気感。
この小さな画像では、素晴らしさが伝わらないのが残念。
強いものを感じさせる作品をまとまって見ることが出来、
久しぶりにとても刺激を受けました。