昨年の11月頃は、全国でどこよりも大阪のコロナ感染者数が増加、
展覧会を目前に控えていた私はそれによって不測の事態に陥り、心が折れ・・・
会期は無事に済みましたが、今もどこか気持ちがささくれだったまま。
時間と労力と情熱を持って準備していた大事な展覧会への気持ちを
しぼんだ風船のようにしたコロナが憎くて。
ワクチンは焦って接種しなくてもいいと思っていました。
いろんな観点より、打たないという選択肢もあり・・・
ところが今朝、娘が勤めているクリニックで接種が可能かもしれないと連絡があり、
早急に返事をしなければならなくなりました。
まずは地元のかかりつけ医に電話。
確か、この前までワクチンが足らずに受付ストップだと聞いていたのに
明後日の予約が今出来るということ。
（私の年齢は、明後日から予約開始だった）
思いがけないことだったので、いったん電話を切り、考えて・・・
明後日に接種することにしました。
いろいろと心配はありますが、展覧会がまた来年春にあるので
不特定多数の方々とお会いするのに、私がワクチンを受けている方が
安心していただけるかなというのが一番の理由。
副作用で人形作業が滞ることを考え、
今日は朝から集中して仕事していました。
ワクチン接種には、「良かった！」とか「安心」という気持ちはありません。
（・・・やっりぱりまだ、心がやさぐれているんだな・・・。）
いろいろと複雑な気分。
この混沌とした気持ちを、今日の絵画で表現してみました(苦笑）。
