1/23/2020

丸福珈琲 千日前本店



 今日はいただいたチケットで、文楽の新春公演に出かけてきました。
その内容については、後日ゆっくりと記します。

公演終了後、徒歩5分くらいのところにある丸福珈琲へ。
馴染みのあったレトロな店舗は皆無くなってしまい、
丸福らしさを残しているお店は、もはやここだけではないかしら。

満席だったので、表で少々待ちましたが、
久しぶりにこれぞ丸福!という濃いカフェオレをいただき
心地よい疲れがほどけました・・・。 
文楽の世界から、現実に戻ってきた感じ。




 丸福で一番好きだった店舗は、桜ノ宮。
隣にこじんまりとした弦楽ホールがあり、
そのチケットにいつも丸福の珈琲券が付いていたのです。 
今では考えられませんよね。
思えばあの頃はよい時代だったなぁ・・・。





 次によく行ったのは北浜の丸福。
ここはサラリーマンが多かったので、煙草の煙が苦手な人は入れません。
当時通っていた青山ビルでの亘正幸氏の工房の帰り道、
必ずここで珈琲タイム。

流行りのお店より、昔からある純喫茶がいい。 
たとえ煙草臭くとも・・・
けれど、現代には受け入れられないのかもしれません。






 千日前の本店には・・・灰皿が無い!もしや、禁煙!?
いや、別にそれで構わんのですが、丸福のイメージと少し違ったので・・・。
これも時代の波というものか。






たっぷりのカフェオレにぺろっとケーキをたいらげ、 帰路に。

驚いたのは千日前の中国からの観光客の多さ!!!
新型肺炎が一瞬あたまを過ぎりました。治療法が早く見つかりますように。