銀閣寺までやってきたのは、浄土寺の喫茶・迷子さんへ伺うためでした。
いつも母の額をお願いしているファーベル舎さんのすぐそばにあるのですが、
なかなか寄る機会がなくて、昨年初めて中に・・・。
今回も、画家の宮崎さんの個展に合わせて。
ヴォーリズ建築と言われているこの建物について、
マスターにいろいろお聞きしたいとの願望もあり、楽しみにしていました^^
驚いたことに、建物は意外に若く、1982年に建てられたものなんだそう。
一粒社ヴォーリズ建築事務所の設計。
まだ40年くらいしか経っていないとは思えない、年月を感じさせます・・・。
そんな佇まいに、宮崎さんの作品はよく呼応していますね。
ヤコブのはしご・・・でしょうか?
マスターが、たくさんのレコードを蓄音機でかけて下さいます。
クライスラーから始まり、サッチモのクリスマスソング、宵待ち草・・・
パートナーはこの音色がお気に入りで、
クラシックの行く末について、マスターとしばし音楽談義を!
蓄音機の音色は、不思議と邪魔にならないのです。
それでいてしっとりと心に染み入るんだなぁ。
窓の外は雨。
マスターが丁寧に煎れてくれる珈琲とレコードと雨は、
なかなか相性良し。
そういえば、親しくさせていただいている方にこちらをご紹介したところ、
レコードの音色に感動され、昨年のクリスマスにご主人様から
レコードプレーヤーをプレゼントしてもらったんだそう。
良いお話ですね^^
小さなお店は完全予約制。
コロナ後もそのままこの形態を継続されます。
本当に隠れ家のようなお店ですね。