3/18/2022

ヴィルダヴレーのカバスュ邸

 
 
 
 今回の展覧会で、母の新作は二点です。
(販売する紫陽花をのぞいて)
 
そのうちの1点が、またか!?と思われるかもしれませんが、
コローの模写ならぬ摸刺繍。
この、「ヴィルダヴレーのカバスュ邸」です。
 
このタイトルを聞いた時は、絶対に覚えられないと思っていたのに
覚えてしまった・・・。
サーモンピンクのようなカバスュ邸の屋根がいい。
額装も言うことなしで、
これはきっと展覧会後に家の壁面にかけられることでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
このカバスュ邸は、コローのお父さんが1817年に
避暑地であるヴィルダヴレーに購入した別荘なんですって。
お金持ちだったのですね・・・。
 
最初、母がこれを刺したいといった時は
正直ピンときませんでしたが、
仕上がってみると草木の陰影、こぼれる木漏れ日、
馬に乗る人々と、その先に見えるカバスュ邸、
全てが「・・・いいな。」と思えました。
 
 
 

 
 
 
 
 こちらが原画です。
刺繍糸の方が、より陰影が深くなっていますね。
 
 
 
 

 
 
 展覧会は2022年3月29日(火)~4月3日(日)まで、
大阪のLADS GALLERYにて・・・。
 
12時から19時(最終日は16時まで)
私たちは連日12時から16時まで、在廊しております。 
小物販売も同じ時間になりますので、宜しくお願いいたします。