6/28/2021

京都へ

 
 
 
 昨日は京都にて、展覧会がふたつ。
 
まずは浄土寺から哲学の道すぐの「迷子」さんへ。
こちらはヴォーリズ建築なのに、なかなか出かける機会の無かった所です。
画家の宮崎智晴さんの個展が、7月18日までひっそりと・・・
 
 
 
 
 
 二階はゴスペルさんという、スコーンと紅茶を楽しめるお店が。
迷子さん(アンティークと古書・喫茶)は一階にあります。
 
 
 

 
 
 
 蔦の絡む建物というだけで引き込まれるのに、
ヴォーリズ建築だなんて!

…高まる期待。
 
 
 

 
 
 
 
 コロナということもあり、二時間四名までの予約制。
いきなり訪れてこの予約制の文字を見ると、敷居が高そうな気がしてしまうのですが、
それは後ほど良い意味で裏切られます^^
 
 
 
 
 

 
 
 
 まだドアの外ですが、こんな素敵なコーナーが。
 
 

 
 
 
 
 クラシックであたたかな雰囲気の店内。
オーナーさんが笑顔で迎えて下さいました。
それだけで、ぐっとリラックスして。
 
さあ、ゆっくりと順番に・・・。
 
 
 

 
 

 
 
 普通の展覧会とは違っていて、
 目を凝らして古書のタイトルを楽しんでいると、ふっと作品が現れるんです。
主張せずに、古く愛されてきたものたちに馴染んでいる様子が、
なんだか宮崎さんっぽい。
 
以前に我が家でお話されたことを思い出しました。
「キャビネットの奥に作品を飾り、
そこをたまたま覗いた人だけが見ることが出来るような・・・」
 
 本当に、ガツガツしたところが一切無い方なんですよね(笑)。
 
だからここは、宮崎さんの作品にぴったりの、秘密の隠れ家なのかもしれません。
 

 
 
 
 
愛猫のモディリアーニ君はどこかな?と思っていたら
 
 

 
 
 
 窓辺で本を読んでいましたよ。
 

 
 
 
 
愛らしいモーツァルト君。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 宝箱のような空間の中で、「珈琲をいただいて帰ろう」と思っていると
オーナーさんより、
「宮崎さんの珈琲チケットで飲んでいただくよう、お聞きしてます。」って、
宮崎さん、オトコマエ!! 

お言葉に甘えて、丁寧に煎れられた香り高い一杯をいただきました^^


*お土産にいただいた琥珀糖と迷子オリヂナルノートは、
また後日ご紹介・・・。
 

 
 
 オーナーさんが蓄音機で4曲もシャンソンをかけて下さいました。
 
・・・やわらかな響き。
珈琲の味に深みが加わり、心が更に解けてしまって。

 「とてもいいお店だねぇ・・・気に入ったよ!」とパートナー。
 
 
 
店内では、とあるものを見つけ目が釘付けに↓
 こんなところにシャーロットがΣ(・□・;)! 

 
 
 

他にもありますよ、とスコティがあちこちに!
  残念ながらブックエンドは備品ということ。
 
けれど、 この子達にまた会いに来るという、良い理由も付きました^^
 

 
 
 
 次の会場に移動する時間がやってきて、
雨が降り出した中、名残惜しくも軽やかな気分でお店を出ました。
 
こんな素敵な時間を、宮崎さんご夫妻、そしてオーナーさん、
どうもありがとうございました。
 
 
次の会場での催しは、明日に続きます。