昨日、伯母が亡くなりました。
一日に電話をもらい、もう随分と悪いんだと聞きながらも、
「でも明日はクリスマスコンサートに行くんや!」との言葉に
きっと年は越してくれるのでは・・・と願っていました。
昨日のブログは、伯母のことも考えながら打っていたんです。
父を亡くし、途方にくれて彷徨っていた私の足元に
灯りをともし続けてくれた人だったから。
凄い人だった。
語り尽くせません。
語り尽くせません。
スパッと切れ味のいいナイフのような鮮やかさと、
真綿でくるんだ懐かしい温かさを併せ持った強烈な人だった。
もう少し時間が必要。
この広い世界が、伯母の不在でこんなに虚しいなんて。
子供の頃の記憶では、伯母は上村松園が好きでした。
私もいつの間にか、好きになりました。
だから旅立ちと別れを思わせる、美しい絵を。
「辛気臭くせんといてや!」との声が聞こえてきますから。