9/20/2019

昨日の続きを・・・



 昨日の「ディリリとパリの時間旅行」の続きを。

シンプルなストーリーというのもこのようなアニメーションには
かえって良いのだなぁ・・・と気付きました。
女性蔑視のおどろおどろしいシーンや複雑な要素もありましたから、
シンプルとだけ言い切ることは出来ませんが。
大人が楽しめるアニメです。

キャラクターの美しさには、心から魅せられました。
緩急のある滑らかな動作や、衣装の色彩!
主人公のディリリのドレスも可愛かったな・・・。

リアルな背景は、監督が撮りためた実写なのだそう。
キャラクターとの対比が面白いのです。









 目まぐるしく変わる舞台に、

ちょっとしたパリ旅行の気分。








 ディリリがサラ・ベルナールのペットのチーターの背に乗り、
室内を散歩するシーンは独特のムードが有り、特に気に入りました。

下は、アールヌーヴォーの寝台でしょうか?







 こちらのポスターには、90分の上映中に登場した
ベル・エポック時代の文化人がたくさんいますね。
なかなか楽しいポスターです。













映画鑑賞中、ふとこの子のことが頭を過ぎりました。
数年前に作った混血の女の子。

既に手元にはいませんが、
ディリリのようなドレスでまた作ってみたくなってしまった。







大阪は終わりましたが、まだこれから上映するところもあるようです。
たまにはアニメも良いなと思えた良作品でした。