お問い合わせがあったため、慌てて撮ったブリュ。
(ブロンドのウィッグも、よく似合う・・・。)
今日はちょっと、お葬式の準備についていろいろ思ったことを。
義母はいつ別れがきてもおかしくない状態だったため、
秋口からその準備はしていたつもりでした。
まず、パートナーの喪服。
これは数年前に購入したものがあり、大丈夫。
私の喪服は、10年前の父の葬儀の際に買ったもので
あれから数キロ体重も増え・・・きつかったので購入しました。
思えば父の時はそんなにすぐに亡くなるとは思いもよらず、
亡くなった翌日に慌てて喪服を買いに走りました。
社葬だったため、有り難いことに細かいところは全て周りにお任せし、
娘として悲しみに沈むことが出来たのです。
ところが安心のはずの今回が、やはりバタバタに転じるとは・・・!?
22日の6時頃に訃報が入り、
二日後の24日昼には金沢入りする予定でした。
その時にふと、数年前はパートナーが
糖質ダイエットで痩せていたことを思い出して・・・
慌ててワイシャツを着せてみると、小さい!
喪服のズボンはアジャスターがあるけれど、上着もなんとなく窮屈そう。
次の日に買いに行き、裾上げもすぐにしてもらえて
ひとまずこれは解決。
今度はよりによっての大雪のこと。
葬儀用に黒パンプスは買ってあったけど、とてもそれでは歩けない。
しかも私は、普段から黒は一切身に着けないのです。
だから、なんにも持ってない・・・。
ネットで調べると、雪でもブーツは失礼と書いているところも多くて。
とりあえず母が持っている黒ブーツを履き、パンプスは会場に持参することにしました。
ところが会場に着いてみると、なんと靴を脱いで入る様式だった!
なんだ~悩まなくて良かったんだ・・・。
(おまけに、床暖であたたかかった。)
それ以外でも、長い髪はダメとか(10センチ切った)、
コートは黒で、なければ濃紺とか・・・(これは、なんとなく紺っぽいのを持ってた。)。
ネットの情報って、葬儀屋さんが発信しているものはほとんどが
保守的な情報だと改めて思いました。
会場に来られた方の中には、
黒いカーディガンでなるべく黒っぽくされた服装の方もおられたし 、
平服で駆け付けたという方も。
それでも決して礼を欠くという雰囲気は無かったのです。
何も全く気にならなかった。
一番大切なのは、死者をおもう心なんだな・・・と
当たり前のことを痛感。
茶色の髪だと、またイメージが変わる・・・。
帰阪し、パートナー共々話しました。
「次にこれを着る時は、もっともっと後でありますように・・・。」