8/29/2020

旧ヤム邸 中之島洋館店 そしてデモの記憶



昨日は8時台に家を出て、まずは天満橋でラバーダック、
次に11時からのプラネタリウムを見て、ランチという流れでした。

科学館のすぐ傍にダイビルがあるので、その二階にある旧ヤム邸へ。
前から気になっていたお店です。

上の画像はダイビルの中。半沢直樹の撮影が出来そうな建物。
もっとゆっくり、あちこち撮影したかったな・・・。





 旧ヤム邸、12時過ぎでしたが、既に数人が店の前で順番待ち。
並ぶのは嫌いだけど、少しだけ待ってみることに。
カレー専門店でサラリーマンが多いこともあり、回転は良くて
ほどなく席に座れました。

待っている時に撮ったレジ前の様子。
妙に可愛らしいお店なのです。






 ランチは2種類のカレーをあいがけしているものが人気とあり、
早速それを注文。

チキンカレーと、レンズマメのイエローカレーっぽいもの。
ご飯の上には、玉ネギをの甘酢漬け。
 ジャスミンライスか十穀米か選べます。






 パートナーは黒カレー。
辛さプラスで、お値段も¥100増しでした。
(・・・そこはサービスでもいいのではないの?)







窓際の席は外の緑が見渡せて、素敵でしたが、
そこに座るには、もっと早くに来なきゃダメだな・・・
(お店は満員だったので、店内の様子はほとんど撮れなかった。)





ダイビルの横の歩道では酷暑の中、年配の方が数人、原発反対のプラカードを。
パートナーと一緒に、この同じ場所でデモに参加した時のことを思い出しました。

以下、8年前の日記より。


もし、何か願いを持っていて

それが一人では 到底太刀打ち出来ないような大きなものでも

同じ気持ちを共に胸に温める、多くの人々と一緒になら・・・



そんな、使い古された台詞のような言葉を

信じてみたい気になって、電車に乗り、向かった昨夜。



シュプレヒコールの渦の中で見たのは

怪我人が出ないように、歩行者の邪魔にならないように、と

デモの間中、警察に頭を下げ、身を粉にして走り回る人たち。

私の想像とは全く違っていた、デモというものの印象に

驚き、胸打たれた夜でした。



2200人が解散時間に速やかに去った後は

ごみ一つ落ちていなかったそうです。

集まった人々は、そんな心根の元に原発反対を訴えていたのですから

この国も、捨てたものじゃありません。





誰かが代わりにやってくれるのを 傍観者として見ているのではなく

原発に対して それぞれが、今出来ることを・・・。




 思いは変わっていなくても、今も私は変わらず傍観者でしかありません。
あの8年前から同じ場所に立ち続けている人の存在に胸打たれたと同時に、
自分を虚しく感じた日でもありました・・・。