先日古書で注文した「家なき娘(ペリーヌ物語)」が届きました。
久しぶりに購入した岩波文庫を手にして、
あぁそうだ!と思い出す。
「岩波文庫」という名前の油彩画です。
林哲夫さんの2015年の個展でいただいた作品で、
今はピアノ室にかけています。
昔ながらの岩波文庫の装丁は美しいですね。
初版は1941年、これは1983年に出た第二版で、
まだ現在のようなカバーの無い時代の本。
ピンクの帯は外国文学を表しています。
なんか、可愛いな。
古書といっても、新品のよう。
一方、油彩画の中の岩波文庫は手垢にまみれて
何度も読み返されたような状態。
角も丸くなり、捲れ上がっています。
それを積み重ねただけのシンプルな構図ですが
やっぱり好きだな・・・。
深まる秋に、ぴったりな作品だわ。
なんだか文庫本をリュックに入れて、旅に出たくなりました。
昨日から急に気温が下がったせいか、そんなモードです😌