眠れなくて時計を見ると、ちょうど日付が変わり
「また誕生日がきてしまった・・・」と昨夜。
それから2時過ぎまで眠れず。
大晦日と誕生日には、必ずそれまでの1年を思い返し、もどかしくなります。
まずは先の目標を見据えて、一歩ずつ。
*
午前のお茶の時間に、母がこのカップを出してくれました。
・・・もしかして、誕生日だからだろうか?!
そして、
「晩御飯はちらし寿司にしようか。」
などと言うので、それはちょっとだけお祝いムードだなぁと思う。
模様が透けるほど、薄いカップ。
昔のものは、作りが繊細で本当に美しい。
紅茶が普段とは、ひと味違いました。
お茶請けは、金沢よりいただいた生干菓子。
小さいけれどぎゅっと甘く、それでいて上品。
お菓子に限らずそういうもの、世の中には少ないのです。
*
三時には、善哉!!
昨夜ふつふつと、鍋で小豆が炊かれていたのでした。
甘いもの尽くしの嬉しい一日。
誕生日の朝は、必ず父から電話があったものでした。
昨年はベルが鳴りそうな気がして、 電話の前で待っていたりしたのだけれど
今年はもう、そんなことはしないのです。