2/28/2018

船場のお雛祭り




 今年も船場のお雛祭りへ出かけて参りました。

縮緬細工の亘正幸氏が担当されている六ヶ所のうちのひとつ、
菊寿堂のウィンドウです。
江戸時代天保年間に創業された、和菓子の名舗!






 大蛤のお雛さまが中央に。
 そういえば、アトリエで見せていただいたことがありました。

バックの扇面の、ぽってりとした形も愛らしく・・・









犬筥の押絵です。
張子の犬同様、好きなんですよね・・・。
ヴィクトリア時代に流行した、英国スタッフォードシャードッグにも
共通のものを感じます。 
なんというか、ちょっと奇妙な雰囲気が心の琴線に触れてしまうのだなぁ。






菊寿堂のすぐそばにあるのが
 展覧会でお世話になっている伏見ビル。

一階のギャラリーもずさんは、ビルオーナーさんが経営されています。

ちょうどお二人ともいらっしゃったので、
久しぶりにお話させていただきました。

こちらでの展示は、主に亘正幸氏とそのお師匠さまの布士富美子さんの作品。

会話の中で ふと母が 
我が家に布士さんのお雛さんの掛け軸があるというのを思い出し
(しかも、亘氏よりいただいた!)
オーナーさん達が大変驚かれて・・・ 
布士さんの生前、お宅によく通われていらしたけれど、
そのような軸は見たことがなかったんだそう。

我が家にそのような大切なものがあってもいいのか!?と
恐れ多くなりました・・・。





とりあえず、明日はすぐに掛け軸を出して
開かずの間である和室を掃除しようと心に決め、そそくさと帰路へ。

我が家はパートナー以外は、シャーロットを含め皆女性陣。
ひな祭り、せなあかん!