1/27/2018

演奏行為論 ピアニストの流儀



 今日は身内の宣伝を。

パートナーの新しい本が出ました。


私もまだ読んでいる途中ですが、音楽を生業とされる方はもちろん、
興味のある方、クラシックの聴き比べの好きな方などは
読んでいただけたらと 思います。





演奏とは何か。
作曲家の意図を復元するにとどまるものなのか。
どこまで独創は許されるのか。

西欧芸術音楽における多種多様の演奏のありようを省察しつつ、
「作品」本位から「演奏」本位への視点の転換を図ることによって、
従来の演奏観を根本から見直す斬新な試み。
音楽作品の演奏ゲーム論、演奏マネジメント論を援用して、
コミュニケーションとしての生々しい相互行為の内実を解き明かす。


パートナー曰く、「とても面白い」内容なんだそうですよ!





 本当なら、昨年夏に校了 → 秋に出版の予定だったのが、
案の定原稿が遅れて(!)、やっと発売となりました。





今朝の風景。

裏庭に面する池が凍って、ところどころ雪が積もっていました。










なかなかファンタスティック。