母とパートナーと3人で、京都へ。
ご案内をいただいていた記憶と香りのアートパフォーマンスを
烏丸のZest御池にて見せていただきました。
なつかしい匂いと記憶のアート国際展覧会は
2017年夏より 京都・パリ・スウェーデンを巡回してきた各国のアーティストの作品が
また京都で一堂に会したもの。
そしてこの催しも作品のひとつなのです。
Zest御池とは、京都市役所前を東西に走る地下道のショッピングモール。
広場が等間隔に4つあります。
アートパフォーマンスの舞台は、その一つである河原町広場。
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そこそこ人通りもある中、パフォーマンスは意外な始まり方でした。
とてもゆっくり・・・周りにはなにも無いかの如く
舞台まで近付いてくるアーティスト。
今日は凄く寒い日でした。そんな中、薄着で裸足で・・・
そのようなことは何も感じないほど、
既に自分の世界に入っておられたのでしょう。
この時点で、すっかり惹き込まれてしまいました。
目が全く離せず、パフォーマンス中はほとんど撮影するのを忘れていました。
正直、「このような場所で・・・」 と心配したのも杞憂に。
パフォーマーであるカルメン・オルソンさんが、観客それぞれの心の景色に
舞台を変えてくれたのですよ。
私はなんとなく、深い森の奥を思い描いていました。
25分ほどの時間。
気が付けば終わっていて、長さは感じませんでした。
最後も同じく、人通りの中をゆっくり、ゆっくりと去って行くカルメンさん。
帰って来られて皆さん、大拍手!
隣はインスタレーションのオーサ・ヘルゴードさん。
同時開催の松栄堂での体験型の展示も、こちらの前に行って来ました。
現代アートとはほとんど関わりなく過ごしてきたのですが、
いろんな意味で、とても新鮮な企画・催しだったと思います。
自分とはまた違う世界というのは、
いつも何かしら新しい刺激を感じさせてくれますね。
こちらのパフォーマンス、明日は松栄堂本店薫習館5階で
12時15分から先着100名様まで見ることが出来ます(無料)。
なつかしい匂いとアートを組み合わせることによる
高齢者の生活の質の向上を目指した、様々な研究発表も行われます。
ご興味お有りの方は、是非明日、京都・松栄堂さんへどうぞ。