我が家には人形作家・布士富美子さんのお雛様の掛け軸があります。
これは布士さんのお弟子さんだった縮緬作家の亘正幸氏より譲り受けた
大変貴重なもの。
不思議なご縁で、今回も作品展示をさせていただく伏見ビルのオーナーさんが
昔、布士さんのすぐご近所にお住まいで、深い交流をお持ちだったのだそう。
お家の中のこともよくご存知だけれども、雛の軸については見たことがないとのことで
今日は北浜まで写真に撮ったものをお持ちする予定でした。
毎年この季節が来ると、雛の軸が欲しいなぁ・・・と思っていた所、
亘氏よりいただいたのが9年前。
あれから9年!
月日の早さに驚きです・・・。
大胆な配色ですよね。
甘くない、力強さを感じるお雛さま。
けれどやはり、床の間がぱっと華やぎます。
この軸は長さがあり、なかなか飾れる床の間が無かったのだそう。
なんとも懐かしい!
9年前、掛け軸のお披露目の会で、お話下さった亘氏です。
この後、皆で楽しいお茶会でしたね。
まだ我が家も祖母が存命で、介護の合間の会でした。
・・・今日はその亘氏の作品も見せていただく為、北浜に行く予定が
母が今朝から体調不良で急遽中止したのです。
出かけるには最高のお天気だったのに、残念。
幸い、母の体調は良くなりつつあります。
連日忙しかったので、疲れが出たのでしょうか。