以前、母に贈ったご飯茶碗がぱかっと二つに割れてしまって、
修理してもらうことにしました。
その間、もうひとまわり小さな飯椀が欲しいというので
それなら家族全員のものも・・・と、
三月に加賀の橋本薫さんにお願いしていたんです。
いろいろ焼いて下さった中から、気に入ったものを選ばせていただき
それが今日届きました。
「多分、母は撫子が気に入るかな? 娘は兎の柄のもの、
パートナーは水辺の鴨が大好きなので、染付の水禽・・・」
箱を開けて、やはり私の勘に狂いは無く、
思った通りの相手のお茶碗となりました。
今夜早速、真っ白な御飯をよそおう。
馬の模様もあるんです。
表情がユーモラスですね。
折角なので、家族分より多めにお願いしました。
金沢の義母にも贈りたくて。
橋本さんの器は、使っていると心が安らぎます。
夕飯が一層美味しく感じられ、食洗機ではなく手で洗うのも苦になりません。
割れても、修理で継いでもらって使えます。
そうして長く使いたいと思える器。
二年前の春に訪れたアトリエも素晴らしかった・・・。