12/04/2015

伯母と祇園で・・・




今日は、楽しみにしていた伯母との食事会がありました。

人混みに出ることが多かったためか、二日前より風邪で発熱、
治るかどうか心配していましたがなんとか回復して
楽しい一日を秋の祇園界隈で・・・。









連れて行ってくれるのは、「よねむら」です。
ここのお料理はひと品ひと品、とても面白い工夫があって、
目でも舌でも楽しい。

父の生前、パートナーとの対面の席も、
この場所で伯母がお膳立てしてくれました。

 だからでしょうか、とても思い出深いお店なのです。



画像一皿目は、昆布〆にしたマッシュルームと、
モンサンミッシェル産のオマール貝のカナッペ。

二皿目はすっぽんのスープ。





 え~と、確かシャンピニオンのクリームコロッケに、
とろけるように柔らかなビーフシチュー を乗っけたもの。




 これは・・・トマトの上にロブスターだったかな。
柿の上にはお刺身も乗せてあったのだけれども・・・





 ピラフの上に香箱蟹がたくさん。
どれも美味しかったのに、
文字で表すといかにいい加減にお料理の説明を聞いているかがわかり、
反省します(恥)




はまぐりのブイヤベース。




 ぷりぷりのヒラメのポワレを、
柚子胡椒のソースで。






海鮮のパスタ






 一口サイズの上品なステーキ。






 こちらのお店の面白いのは、
〆のごはんをカレーライスか縮緬雑魚御飯か選べるところです。 

私は初めてのカレーライス。
だけどもうお腹いっぱいで、少ししか食べられなかった・・・







 選べるデザート。
今回は黒蜜ソースの豆乳ブラマンジェを。
これも素晴らしく美味しくて!

右は青紫蘇とブラッディオレンジのソルベ。

 病み上がりの割には、想像以上にしっかりと食べられました。
美味しいお料理と、何より楽しい会話のおかげです。







さて、毎回このお店までの祇園の道中、
「好きなもの、なんでも買いや!」と、羊羹や豆菓子、果ては鰊の甘露煮までを
バッサバッサと買ってくれる男前の伯母!

我が家に所蔵している数少ない中から、昔のものなら許されるかしら、と
今から約50年前の写真です。

この頃から既に、初々しさの中にそこはかと漂う姉御気質・・・。








祇園を歩いている時に、「昔の写真を見ると、ハッとする」と伯母が言いました。

私がときおり載せる古い写真は、私が生まれる前のものも多く、
この伯母の写真もそのひとつ。

一瞬の表情に、胸を掴まれるような想いがするのは、
その頃にしかない何かが潜んでいるからでしょうか。
けれどその何かは、形を変えながらも、
今も伯母の中のどこかににあるのでしょうね。


今日、伯母に会ったことによって、
帰宅してこの写真を探し見つけられ、なんだかよかった。
凛として笑みも浮かべて、素敵な表情。


師走の贅沢で、父の思い出にいっぱい浸れた楽しい午後でした。
伯母に大感謝です!