ミニピアノが我が家にやってきて、半月ほど経ちました。
すっかりピアノ室にとけこみ、もうずっとここにあったみたい。
だけど目にするたびに喜びがこみ上げる。
あの時、ダメ元で聞いてみて良かった・・・。
詳細は省きますが
我が家へやってきたことは、実は奇跡的なことだったのです。
欲しい方がいっぱいいらっしゃるけど、供給がほとんど無い、
そんなミニピアノ。
ピアノピアさんも、いまだ数台しか出会っていらっしゃらないんだそう。
面白いのが、その数台のどれもが
微妙に内部の作りが違っているということ。
1930年代に生まれ、当時でさえ試行錯誤しながら作られていたのです。
そんなエピソードのひとつひとつが胸を打つ・・・。
この40鍵のカワイのミニピアノには、
製造された時期が戦前のものと戦後のものがあります。
私は出来れば戦前のものが欲しいな・・・と思っていたのですが
これも本当に運が良く、1930年代のものがたまたまあり
修復していただけました。
修復を待つ日々というのも初めてで、本当に幸せな経験だった。
100年前にこんな美しい音を奏でられる楽器を作ってくれた河合小市さんに感謝。
そしてそれを現代に蘇らせて下さった小川さんとひなぞーさんに、
心より感謝です。
上部の蓋の上に乗っているのは、チェンバロの音に変えられる秘密兵器!
ピアノピアさん、何もおっしゃらずに付けて下さいました。
(足を向けて寝られない!)
ミニピアノの譜面台というのがまた、面白い作りになっている。
なんと折り畳み式なんですよね・・・
こうやって横に引っ張ると・・・
きれいに横にたたまれて
上部の蓋の中に収まる。
横にぶら下がっている袋には錘が入っていて
外すと少し消音になるのですが、今のところ外す必要は無く。
この袋もいつか手作りしたい。
(でもこのままでも、いい感じでマッチしています。)
ミニピアノに名前を付けてあげたいと思っていましたが、
12月の寒い時に出会ったので
なんとなく hiver(イヴェール)という言葉がずっと浮かんでいる。
12月は一年の中で一番好きな月だし、冬も好き。
日本製のピアノなので、日本語の名前がいいかなとも思ったけど
こういうのはフィーリングじゃないでしょうか。
ピアノスト川口成彦さんによるコラムに、同じミニピアノが紹介されています。