8/18/2014

祖母の浴衣





ゲリラ的に行われている断舎利のおかげで、
今日はこのようなものを発見。

昨秋亡くなった父方の祖母が縫った浴衣です。












 この祖母が毎年のように、子供の頃は女の子の孫にはみな、
浴衣を縫ってくれました。

今思うと、随分と根気のいる作業だったことでしょうが、
孫の姿を思い浮かべながら、楽しんで針を進めていたのでしょうか?

反物は決まって白地にピンクや水色などの明るい柄を散らしたもので、
いとこ同士で少しずつ違っている柄を見比べながら
嬉しく着せてもらったことが思い出されます・・・。


 子供時代の、幸せなエピソード。

この浴衣は、母に縫ってもらったもの。
まだまだ袖を通す機会があるかもしれないし、
最後にはほどいて木綿の布に戻して使うことも出来るよね、と
たたみ直して、また引き出しにしまいました。

この浴衣と思い出は、とても断舎利できません。



思えば私も娘が幼いころ、浴衣を縫ってやりました。
小学校に上がった時は、紅型の先生に教わって反物を染めて
浴衣にして着せたこともあって、さすがにその浴衣は大切にとっています。

これからの人生、いつか、
日の目を見る時が来るといいけれども・・・。












 こう暑いと、部屋にほんの少しいける花にも苦労します。

今年は薔薇の蕾は秋のために全てカットしているので、
それも無いし・・・

秋風が吹くころには、庭の花も少し楽しめるようになるでしょうが。












そして、いまや母のアイドルとなっている白いセラフィン!
  毎晩なでてやるのだそう。

「ちら」っとのぞいている表情が、まさにセラフィンです。