アマゾン河

今日は娘のボーイフレンドが、夕食に行くのに迎えに来るということで、

それならちょっと我が家でお茶でも・・・！

せっかくなら、お茶請けは娘が焼いたケーキがよかろうと、

ケーキ作りを横で指導と監視していました。

素朴なバナナケーキですが。

そして、ボーイフレンドの到着は、夜！

 それにしても、台風は凄かったですね。

こちらは大した被害な無く済みましたが、それでも

買い物の途中で川を覗きこむと、濁流！

普段はほとんど水の無いような河川なのですが・・・

 

 向田邦子のエッセイに「アマゾン」というのがありますが、

それをふと思い出しました。

アマゾン河は濃いおみおつけ色である。

仙台味噌の色である。

そこへ、八丁味噌のリオ・ネグロとよばれる黒い川が流れ込む。

人はアモーレ（愛）があれば、一夜で混血するが、

ふたつの河は、たがいにゆずらずまじらず

数十キロにわたって、河の中央に二色の帯をつくってせめぎ合う。

結局は仙台味噌のアマゾン河に合流するわけだが、

ボートで二色の流れのまん中に身を置くと、

自然の不思議に息をのむ。

折から夕焼け。

血を流したような陽がゆっくりとジャングルの向こうに落ち、

抜けるほと青い空が薄墨に染まってゆく。

これを見るためだけでも、日本から二十時間の空の旅は惜しくない。

 

今日もバタバタしていて、

けれど合間になんとか、人形のウィッグをひとつ作りました。

明日もいろいろ忙しい。

しっかりと頑張らなければ・・・。