東京で開催中のバレエ・リュス展、
見に行かれたという友人のブログを見て、
東京までは行けないけれど、カタログだけでも!と注文しました。
なかなか分厚くてどっしり。
まだざっとしか確かめていませんが、
中身も濃い、興味深い内容のようです。
初めて「牧神の午後」をみた時、その怪しさの虜となり
ニジンスキーに強烈に惹かれました。
その頃はインターネットなど無かったのですが、
今は当時知りえなかった情報も、椅子に座りながら得ることが出来る。
嬉しいけれど、情報が簡単に手に入ることが
なんだか惜しいような・・・
ニジンスキーも、なんとなくそう思ってしまう人のひとりです。
これは牧神の午後のニンフのドレスなのですが、
今、ブティックで並んでそう!
カーディガンをひっかけて、リゾートという感じ?
まったく驚きました。
こちらのプードル犬の衣装は、1919年の「奇妙な店」より。
実際の舞台での様子は・・・可愛らしいですね^^
この年、ニジンスキーは人生最後の公演を行います。
有名な「神との結婚」と題されたもの。
バレエ・リュスといえばニジンスキーなのですが、
彼が去った後も、魅力的な公演が満載で、
当時の衝撃はいかばかりか・・・と思いを馳せます。
バレエ・リュスのことも詳しく書かれた「 ニジンスキー 神の道化」は
残念ながら既に絶版。
図書館で以前借りたのですが、手元に置いておきたい良本でした。
安くならないか、古本をこまめにチェックすることにしよう・・・。
今夜はじっくりと、この図録を楽しみます!