身内の本のことになりますが、
パートナーの本が今日発売されましたので、
ちょっと宣伝です。
この本の構想は随分と前からあったそうで
1冊の書籍に書き上げるまで、かなり苦労したということは
長年見ていて感じていました。
(ひょっとしたら、仕上がらないのかも!?と不安に思ったことも何度か。)
パートナーという人は、靴下を左右違うものを履いていても
気づかないような人なんです。
本人は恥ずかしがり屋なのに、
突飛な行動で計らずしも目立ってしまうことも多々あって
普通に行動していれば起きるはずのないハプニング(伝説)は
数えきれぬほど。
そんなパートナーが、自身の文章の中ではいつも別人のようにパキッとしていて
「あの人が!?」と思ってしまう・・・
ひと言でいえば、そんな本です。
内容は、春秋社さんのページより 再びコピーです。
現代音楽はなぜ嫌われるのか。
作曲・演奏・聴取の視座から綿密に切り込む、二〇世紀音楽の光芒。
進化・変転する音楽創造の系譜と現代における新しい展開の意味と
その行方を探る尖鋭な批評精神。
作 曲家や評論家がどんなに理論武装しようとも、
現代音楽のいかんともしがたい不人気・非大衆性は歴然とした事実のように見える。
現代にあって、果たして新し
い音楽創造は可能か?
そもそもそうした新音楽が必要とされるのか?
いわば新作無用論が跋扈するならほかにどんな道があるのか?
…現代音楽の膨大な作品
を渉猟してきた著者ならではの、
大胆にして刺激的、かつ愛と憎しみの「二〇世紀音楽」論。
ちょっとさわりの部分をご紹介。
私も先週見本をもらって読みました。
全く現代音楽に明るくないのですが、
現代音楽が登場した当時の面白いエピソードや
聴いてみたいと思う奇想天外な音楽が章を追うごとに次々と登場して
へ~!と思いつつ、読了いたしました。
これからゆっくり、本と照らし合わせながら
CDを聴くつもりです。
そうそう、巻末にはCD50選のレビューもあるのですよ。
ご興味がある方は、どうぞどこかで手に取っていただけますように。