先週出かける予定だった院展と、京都市役所近くでの東敬恭さんの個展、
その他もろもろに出かけて参りました。
初秋の京都は、外人さんでいっぱい!
その波を掻き分けながら、まずは三条へ。
今日は家を出るのが遅かったので、電車を降りた時は既にお昼時。
スマート珈琲で軽くお腹を満たし、ギャラリーソフォラを訪ねました。
東敬恭さんというガラス作家さんは、
私と母がお世話になっている歯科衛生士の先生が教えて下さったのです。
お名前に憶えがあって、記憶を辿ると、
確か心斎橋のギャラリーでされていた方ではないかしら!
世の中は狭いものです・・・。
生憎と作家さんの在廊日では無かったのですが、
ゆっくりと見せていただきました。
色合いのバランスが、ちょうど心に添うようにほど良く、
危うげでありながら、不思議と安定感のあるフォルムとマッチして美しかった!
今回は、酒器をひとついただきました。
また後日、ゆっくりと画像にいたします。
次は京都市美術館へ移動して、院展を鑑賞。
先日まで開催されていたルーヴル展は、えらい行列だったそうな!
好きな作家さんのひとり、宮北千織さん。
ここ数年は、実はあまり感動しなかったのですが、
今年のは違いました。
今までの路線から、更に一皮むけたような・・・(偉そうにスミマセン。)
随分と長い間、この絵の前に立っていました。
この小さなポストカードではその魅力は伝わりにくいのですが、
淡くて繊細な筆遣いと、力強く重い色彩を
ひとつのキャンバスに閉じ込めてしまっていることで、
独特の雰囲気が漂っていました。
その雰囲気が、なんとも愛おしく感じられて仕方なかった。
この1枚を見られただけで、満足の院展でした。
その後は、四条烏丸辺りまで戻り、あれこれと見てから帰宅。
ガラスの作品にも日本画にも、良い刺激を受けた秋の一日。