一昨年の暮れに出会い、
以来家族ぐるみのおつきあいのUさんご夫婦。
父が亡くなったすぐ後に、ちょうど父と同じ年代の方々とのご縁とあり、
こちらも特別な気持ちでいたのですが、
折に触れ親交を温めていただいて、
以来、我が家にとって北陸はすっかり近い場所となったわけです。
今回の旅でも、金沢駅までお出迎えいただき、
1日フルにご案内下さいました。
旅先の駅の改札で、誰かが笑顔で待っていてくれる・・・
それってなんて嬉しいことなんでしょう!
わいのわいのと再会を喜んだ後、
まずはお昼にお連れいただいたお寿司屋さん。
カウンターでお寿司を食べるのは、人生二度目。
しかも「いったい、お箸はどこにあるのだろう???」ときょろきょろしているところを
「こうやっていただくのよ。」と教えてもらって・・・(大恥)
初めて手で食べたお寿司は、しゃりがほんのり温かくやわらかで
こんなにも違うものかと感動いたしました。
しかも、またしても前夜より風邪ひきだった私。
皆さんと食事をちゃんと出来るかが、電車に乗っている間も不安だったのですが、
「大丈夫、いっぱい食べたら風邪も治る!」とのお言葉で
すっかりと心配が取れ、気持ちも上向きに!
食後に案内していただいたのが、
木場町にある、道の駅のような八百屋さん。
そこには珍しい野菜がいっぱい。
源助大根、たけのこ白菜、肉厚でとても立派なキノコなどなど、
おすすめのものをたくさん選び、ダンボールで大阪に送ってもらいました。
その後は、棒茶を喫茶で試飲できるお洒落なお店へ。
こちらが器にもこだわりを感じる、大変ゆったりとした空間で、
皆それぞれに違うお茶をいただき、すっかり寛ぎました。
ここで、もちろん加賀棒茶をお土産に購入。
他のお客さんもあったので、写真は控えましたが
外からの佇まいもお庭の様子も、
なかなか雰囲気があってよかった!
都会の喧騒ではなく、ひっそりとある贅沢なお店・・・うらやましい。
お茶の後は、一路山中温泉へ。
そこでもUさんご夫婦のお計らいで
一般には販売されていない山中塗の問屋さんに連れて行って下さいました。
ご夫妻のお人柄もあってか、皆さんどこでもとても親切に接して下さいます。
ここでもたくさんの塗り物を見せていただき、
びっくりするほど割引していただいて・・・
私もひとつ、旅の思い出に選びました。
(また後日、ご紹介します。)
つづく