染め花が、ようやくほどよく乾きました。
気に入るまで、何度も色を調節して。
色というのは、なかなか難しいのだけれども、
そういったさじ加減がまた、
もの作りの醍醐味でもあって、楽しいのです。
昔々、母がこのような花を作っていたころがありました。
有難いことに、当時の材料がまだ残っていて
今でも活かすことが出来ます。
私自身も、中学生の頃には母に教えてもらって
セーターやカーディガンをせっせと編んでいましたっけ。
洋裁も好きでした。
初めて百貨店の売り場でミシンを買ってもらった時のことも、
よく覚えています。
その頃はジュニーという、ティーンエイジャー向きの洋裁の月刊誌があり、
欠かさず購入していたのですが
そこからいろんなものを縫っていました。
今思い返せば、よくあんなものを着たものだ!と呆れますが、
着る楽しみにも勝るのが、作る楽しみだったのですね。
そして、その気持ちは今も変わりません。
この冬は、編み物はほとんど休止状態でしたが、
情熱の炎だけは、いつもチロチロと燃えているのです。
・・・セールの毛糸、買っとこうかな。
*
珍しく娘が風邪をひき、仕事を休んで寝ています。
インフルエンザではないのですが、まだまだ風邪にも注意が必要ですね。
立春とは名ばかりか・・・今日も冷え込んでいますが
どこか真冬のそれとは違う気がします。
そういえば数日前、仕事帰りの娘の言葉にもありましたよ。
「夜の空気の中に、春の夜の匂いがした!」