3/13/2013

春の花束



北浜のリネンバードさんで、ストールにと購入していた麻布、
先日から母に刺繍を頼んでいました。
陶器のダストパンに描かれているチューリップと小花たちから図案を拝借して。

 鮮やかなピンクとしなやかな薄さが気に入って選んだ布ですが、
この薄さがとても刺しにくいのだそうで
展覧会前というのに、苦労をかけています。
(会期中に使いたいと言った・・・。)


 この画像は数日前のもので、今日進行状況をチェックしに行った時には
オレンジの菊も増えていて、なんとも素敵な春の花束になっていました。


その昔、チューリップは宝石よりも貴重だったそうですから。
まさに、絵になる花。
このバロック調のチューリップは、よくヨーロッパの陶磁器に登場します。

このカップのチューリップは、6客それぞれ色が違います。

 


アンティークのディナー皿。
これも全て柄が違うのですが、下の1枚にはチューリップが。




そして、毎年植えるパーロット咲のチューリップ。
 今年も庭と室内を明るく飾ってくれることでしょう。





展覧会前のこまごまとした作業の続く毎日。
忘れたことがないか、心配です!


作品集について、こんな素晴らしい文章を書いて下さった方が。

好きなものが一杯あるが、美しい本にも目がない。
今日届いた「刺繍の庭園と人形たち」 。

封を切るのももどかしく手にしたが、語るべき言葉も失って繰り返し眺めた。」


 有難いお言葉、心より感謝いたします。
そして作品集のご案内はこちらのページへどうぞ!
3月16日から25日までは、展覧会の関係でご注文の受付をお休みさせていただきます。