母がただいま刺している、ベンチ用の麻布。
以前にカーテンを縫おうと、大量に取り寄せたのですが
窓一つ分だけ作り、放置状態でした。
麻なので刺しやすかろうと、ベンチに勧めたわけです。
渋めのフレンチカントリーといったところでしょうか?
美しいトワル・ド・ジュイの柄も、今やすっかり日本に浸透しましたね。
この鳥は、特徴的な頬から多分、ゴールデンフェザントだと思います。
フェザントとは雉ですが、お皿などのモチーフにされやすい豪華な鳥。
こちらにたくさん画像があります。
今朝いただいたメールに、「青い鳥」の言葉がありました。
メーテルリンクの童話の通り、幸せとは身近にあるものです。
若い頃は、どこかよそにある気がして、何度も探しに出かけましたが!
単調に思える毎日の中にこそ、
よく見るとささやかな喜びが 隠れているものですね。
それらが積み重なって、やわらかく輝く暮らしが理想です。
欲しいものが、すぐに手に入るのはつまらないし、
その気持ちを温めて過ごすことで、
本当に必要なものかどうか、分かることもあります。
忙しいこの世の中で、「待つ」という行為は
そうマイナスではないように思うのですが。
・・・そういえば、半年間ある人形を待って、
来月迎えてくださる方もあります。
そのお気持ちもまた、温かなものを感じさせてくれました。
「青い鳥」とは、案外肩の上にとまっているのかも。