今日は梅田で作品集の最後のミーティング。
先日、表紙と本文の色校正が送られてきたので、それを見ながら
装丁の方と細かく色の確認を行ってきました。
なかなか、刺繍は色が上手く印刷に反映されないものが数点あり、
土曜日に慌てて撮り直しました。
人形も、もうこれでいいと思っていたはずなのに、
「最後」という言葉を聞くと 、仁王立ちしていた心も
揺れ動いてしまうのですねぇ。
1ページ気になるものがあって、昨夕思い立って撮り直し!
吉と出るか凶と出るかは、月末にしか分かりません。
それでも、いい作品集が出来るだろうという予感があります。
表紙の見返し部分には、母の刺繍。
後ろの見返しは人形を。
まだ決定稿では無いけれど、美しい本となりそう。
この作品集作りで、私は実に多くのことを学びました。
割合、ちゃんとした人間だと自分では思っていましたが、
それがかなり過大評価だったということも(恥)。
この本作りをお願いした方が本当に適任で、広い知識を元に
時にはスパッとご自身の美学を貫いて下さったお蔭で
本がきちんとまとまったと思うのです。
「もう1ページ作りましょうか?」とおっしゃって下さったけど、
もう余力は残っていなかった!
それくらい、このふた月は大変でした。
でも、本当にいい経験・・・。
まあ、もうひと踏ん張り残っているのですが、
なんとも出来上がりが楽しみです。
これが仕上がるころには、もう少し暖かくなっていることでしょうね!
きっと、私たちにとって特別な春となりそうです。